今日のゲーム 「ウィズ・アニバーサリィー」

 全ルート攻略完了、これで心置きなく「機神飛翔デモンベイン」の発売に望め……ねぇか、「青空の見える丘」が残ってるし。まぁいざとなれば積むだけの話だから無問題。(『無問題』じゃ無いことぐらい、いい加減理解すれ。)

 とりあえず、シャル/エンフィルートにてラグナロクを提示しウィザーズ・アニバーサリィを微かに匂わせ→ローラ/ソフィアルートにてリオルの正体を明かして様々な伏線を回収しつつ→アリスルートにてウィザーズ・アニバーサリィを完結させる→そしておまけでディアナ/グラニテルート、とまぁこんな感じ。個々に独立した物語にも関わらず、全体としては一つの円環に纏め上げられている辺りが上手いなぁ、と。あぁ後、ラグナロクが剣として登場した理由もかなり最初から伏線を張ってあったのは驚いた……尤も、少々無理矢理な理屈ではあったけど。
 まぁ、中世を舞台にした剣と魔法の伝奇活劇系?な作品としては十分及第点を超える作品だった、満足度80%。文句があるとすればエンフィ→ルルへの性格の激しい変動とか、シャル・ローラ・アリスのメインヒロインに対して(各ルートでの)対抗馬たるサブヒロインが当て馬っぽいところだろうか。殊、後者への不満は結構強い……ぶっちゃけ、Hシーンとエンディングぐらいしか変化が無いってのはなぁ。せめて共通ルート→各メインルート→選択ヒロインルートぐらいにもう一回大きなストーリー分岐を行ってくれればすっきりするんだが。或いは「AYAKASHI」みたく裏ルート作るとかさ。