あやかしびと ―幻妖異聞録―
あやかしびと -幻妖異聞録-(通常版)
攻略前の予想
- まず、18禁本番シーンは全面カット。(当たり前だ。)
- となると、トーニャルートの分岐(Hシーンが2Pか3Pかのアレ)が意味無くなる訳だが……新verのエンディング追加してないかね。
- 次に、すずの立ち絵からまっ裸のパターンを全面カット。更に、立ち絵/一枚絵から乳首描写の全面カット。
- 逢難ルートは刀子ルートからの分岐と予想。(まぁPC版にて逢難が台詞付きで登場したのが刀子ルートだけだから、予想と言うほどのモノでもないが)
- となると、ルートの立ち位置としては他ヒロインからの分岐ルート扱いになる訳だから薫ルートと同じか……熱い展開を希望。(PC版にて一番熱い展開を感じたのは薫ルートだったし……因みに他のルートへの印象としては燃える展開としては刀子(会長)ルート、萌える展開としてはトーニャルート、総合的なすずルートとなる。)
攻略チャート
スタート ↓ 起き上がらない /起き上がる (展開に関係無し、ただしCG回収の為には『起き上がらない』を選択。) ↓ 何歳?/他にどんな力がある? /本当に妖怪? (順不同、結局全て選択。) ↓ 少年の案を拒絶する /少年の案を呑む→Bad End ↓ 刀子先輩のもとへ /トーニャのもとへ /さくらちゃんたちのもとへ(/すずのもとへ) (大ルート分岐ポイント、ここから個別ルートに分岐すると思いねぇ) ・トーニャルート(薫ルートへ途中分岐) トーニャのもとへ ↓ 上級生の教室へ ↓ 助けてもらう ↓ 美術部の調査を手伝う ↓ トーニャと一緒に帰る /会長と一緒に帰る→薫ルートへ ↓ しばらくならいてもいい /自分の家に帰るべきだと思う ↓ |↓ すずの弁当を先に食べる /トーニャの弁当を先に食べる (一応2パターン分けてみたがここまでの選択肢は分岐に影響は与えず? 推測に過ぎないが、会話のバリエーションを楽しむのみの選択肢っぽい。 いや、若しかしたら影響があるのかもしれないが、基本次の選択肢のみで決まるっぽい。) ↓ |↓ すずに /トーニャに ↓ |↓ 『三人の時間』 |『ラストダンスを彼女と』 | ↓ ∟→→→→→→→→→→→→→→→トーニャEnd ・薫ルート 会長と一緒に帰る ↓ 薫さんの傍にいよう /すずの元に帰ろう ↓ 一乃谷愁厳や上杉刑二郎に /加藤教諭に /この際だ、女性陣に確認しよう ↓ 薫End ・刀子ルート(逢難ルートへ途中分岐) 刀子先輩のもとへ ↓ 上級生の教室へ ↓ 自力で突破する ↓ レスリング部の調査を手伝う ↓ 会長と一緒に帰る ↓ 生徒会の皆の顔を思い浮かべた /刀子さんの顔を目に焼き付けた (『生徒会の……』で刑二郎×美羽のCG回収) ↓ そのまま眠ってしまった /いち早く異常を察知した→逢難ルートへ ↓ 逢難を受け入れる /逢難を斬る→刀子End3 ↓ もう少しがんばってみる /――どうすることもできない ↓ |↓ 刀子End1 |刀子End2 ・逢難ルート いち早く異常を察知した ↓ 最後まで己で在り続ける /この誘惑に耐えられない ↓ |↓ 逢難End1 |逢難End2 ・すずルート(トーニャ・薫・刀子を攻略後、一部選択肢が増加) さくらちゃんたちのもとへ /すずのもとへ ↓ 下級生の教室へ ↓ 自力で突破する ↓ ここに残って色々と雑事 ↓ さくら・美羽と一緒に帰る ↓ 美羽ちゃんに頼む ↓ さくらちゃんのところへ向かう /上杉先輩のところへ向かう /どこか別のところへ、ぶらぶらと ↓ 熾天使薬を使う /熾天使薬を使わない→すずEnd3 ↓ いい /だめ ↓ ↓ すずEnd1 すずEnd2
気付いたことや感想
- オープニングムービー、進化してるなぁ。凶悪なネタバレも減ったし、演出は強化されているし。
- アレ、病院逃亡の原因となった乱闘シーン。目潰しが削られてる……Z指定回避の為の措置かねぇ。
- すずが涼一の前に(変化状態で)初登場する際のシーン、(原作では『まっ裸の立ち絵+同様の姿で涼一を覗き込む一枚絵』なので)どのように変更/削除されるか気になっていたのだが意外に違和感無く最低限の舞台回し/台詞の改変だけで乗り切っているのに感心。
- おっちゃんの家のシーンにて挿入されるTVの討論番組、『ASSHS患者は妖怪を起源に持つ(先祖返り)』vs『ASSHS患者はアメリカの非合法な実験によって発生』の意見のぶつかり合いが描かれているけれども、結論から見ればこれって双方共に群盲が象を撫でる様に正解の一端へ辿り着いている(と言うか、後者に至っては『トンデモ理論としていきなり提示する』という形で伏線(≒すずルート終盤で回収)を張っているんだよな。)
- 八咫鴉の『ナニを。』発言がカットされていたのが残念……別に削る必要は無いと思うのだが、ソニーチェック上宜しくなかったんだろうなぁ。まぁ、発言の過激さは方向性を変えただけで八咫鴉の親馬鹿度合いが残っているので安心だが。
- 同様に八咫鴉の発言にてソニーチェック故にかやけ酒発言が消えたのは微妙なところ、アレじゃ丸々ガキンチョじゃねぇかよ。しかし、トマト汁って……
- 未成年が禁止されている行為を描写するのもチェック対象……と言う事で、ルート分岐の宴会シーンから酒が消えた。酒が無いにも関わらずテンションや現象は飲み会のまま(さくらの顔が明らかに真っ赤だったり、さくらが眠りこけていたり、場面展開するのに双七が意識を失ったり)ってのも妙な感じ……まぁ、ウォッカネタ→ロシア料理ネタへの転換は良い感じ……って、どうでもいいが、何だかんだと言って表現を控えめにしてはいるけれども結局飲んでるよな。コレ。
- 後、意識を取り戻した後に飲む液体(原作ではウォッカ)をお酢にするのは少々無理があると思うのだが。まぁ、原作既プレイの人間に突っ込ませる為にやっているのならば有りだが。
- 智天使薬→智天使の血への変更と、含有成分からLSDや覚醒剤が除かれていたのはソニーチェックもあるだろうが『既存の警察が摘発しない(法的に摘発し辛い)』という設定を浮き彫りにする為には良い変更かと思われる……PC版プレイ時にも思ったんだが、『LSDや覚醒剤が含まれていて、(効果が発揮する/しない人が疎らというか人妖しかいないとしても)意識高揚や幻覚・幻聴を誘発する薬剤』ならば司法は絶対摘発するだろうしな。(幾ら一般人に効果が無いとは言えども)脱法とは言い難かったので、含有成分の言及を削ったのは良い判断かと思う。
- 双七死んだー!?
- 相変わらずのグッジョブだなぁ、ウラジミール。単なるラブコメ路線かと思いきやサイコサスペンスで締めるとは……侮りがたし。
- と言うか、後編が素晴らしく読みたいのだが……3丁拳銃の中の人は頑張ってこの台本の全編文章を書き起こしてはくれないだろうか。(無理)
- 相変わらずのグッジョブだなぁ、ウラジミール。単なるラブコメ路線かと思いきやサイコサスペンスで締めるとは……侮りがたし。
- PC版の(刀子ルートの)朝チュンが夢オチかよw
- しかし、これに限らず(ソニーチェックで削られた)PC版オンリー要素をなるべく転生されてる部分多いなぁ……(移植に関わった人間の)作品に対する愛を感じる。
- いや、別に某作品とか某作品がそうじゃないって訳じゃないんだが……アレはシステム面が駄目駄目過ぎる訳で。
- しかし、これに限らず(ソニーチェックで削られた)PC版オンリー要素をなるべく転生されてる部分多いなぁ……(移植に関わった人間の)作品に対する愛を感じる。
- 逢難ルート突入……ナニ、コノ感覚ハ……
- とりあえず叫んでおこう、『ほうにゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!』
- しかし、アレか。某『あいあむざぼーんおぶまいそーど』な主人公から変な使命感を取り除いたら双七になるっぽいなぁ。共通点も鋼だし……というか双七の先祖なんてそれこそ本当に『体は剣で出来ていた』訳だしな。
- 逢難ルート攻略完了……駄目だ、あざと過ぎて体が打ち震え気味。
- 刀子ルート、ラストバトル・『体は剣で出来ている、借り物だけど』verの挿入歌「how do you sleep?-short ver.-」が凄ぇ格好良いんだが。
- 飲み会のロシア料理ネタの時も思ったけど、トーニャの新録弾けてるなぁ……告白(演技)直後の会話が面白可愛過ぎる。
- しかし、ここで驚愕の事実が判明する訳だが。そ〜か、成長する(予定な)のか……確かに『御都合主義を超越した完全無敵万能主義』だなぁ。
- あ、やっぱり弁当イベント時の飲み物ウォッカじゃねぇのな。
- そして、当然の如く男三人衆の固めの杯も無し。こっちはちょっと残念だなぁ。
- ウラジミールの名言、『アニメ見てゲームやってアニメ見てゲームやってネットやってブログやってゲームやってアニメ見る』は健在。
- 時に、一部のCGのデッサンが崩壊気味なのは仕様か?それとも俺の目が腐っているだけか?
- 具体的には『ラストダンスを彼女と』『愛する女性』『激闘/激戦』辺りの追加CGが……
- 逆にすずルートの『心を繋ぎ合う』とか全編新規の逢難ルートは気合入ってるよなぁ。
- 他にも氷鷹姉妹の団欒だとか、光念兄弟の決意だとか、すずルートは本当に気合入れられてるなぁ……まぁ、一応メインにしてラストルートなのだから気抜けていては困るのだが。
- オープニングムービーの進化にも驚いたが、ラストバトルの進化が目覚し過ぎる。あくまでPC版のモノを画質変更/演出を滑らかにする程度を想定していただけにあのクオリティには圧倒された。PC版では読み辛かった文章や少々戸惑いを覚えた部分も上手く表現されていて『中の人が本当にやりたかった事』を上手く形にしているのが伝わってくる。
- 接近戦の描写も上手いとは思ったが、一番PC版から演出が熱くなったのは斬妖尾についての件では無いだろうか。以前のverだと次々に文章がとめどなく流れ続けるので少々存在感に欠けるものがあったが、本作のverならば如何にも最終兵装らしく堂々たる登場振りである。ただ、斬撃の演出がカットされたので『滅多切りにしている感』が薄れている気もするが。