不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「本編は壮大なチュートリアル、かったるいけど」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
尤も、最初から出来る事を広げ過ぎると『何をやっていいのか判らない』『(別におまけ要素に過ぎない)○○がクリア出来ない、クソゲ』と反論や中傷を受ける可能性があるから、それを避けたのかもしれないが……せめて、初期状態の『どこでもダンジョン』をテーブルマウンテン級の難易度にして欲しかった。瞬殺出来る難易度じゃ物足りな過ぎるって。
大ムカデの巣穴に潜行を開始する。Lv.8での突入だったが、代わり映えしない敵ばかりだったので別段苦戦する事も無く、次々と先へ歩を進めることが出来た。道中、センセー向けの太刀を幾つか拾い装備、同じく少々被ダメージが大きくなってきたシレンには拾った百鬼の盾を装備させる。センセーに装備させた太刀には幾つか特殊能力があるらしいのだが、二刀流で突っ込んでいるので効果を発揮する事無く電撃戦の要領で敵を殲滅していたり……やっぱ、二刀流は反則っぽいなぁ。与ダメージが大き過ぎる。
途中、落とし穴に何度も何度も引っ掛かって行ったり来たりを繰り返したお陰でかなりうんざりさせられたりもしたが、階層自体は前回と変わらず全七階層だったので楽々と踏破。ここではボス戦・大ムカデとの対戦が待っている。地面系ポケモンよろしく『穴を掘る』事によって地中に潜伏し、こちらの隙を狙ってくるっぽい輩なのだが、操作系を入れ替えて地表復帰時のダメージを回避してやれば、後は少々毒と吹き飛ばし攻撃が面倒臭いデカブツに過ぎない。道中にて鍛えられLv.11に達していたシレン達の前にあっさりと撃沈する。
ボス戦後、センセーとシレンの間柄で新たな真実が明かされる。何と言う酷い後付け。いやまぁ、そもそもセンセーの存在自体が後付けといってしまえばそれまでなんだが。ここまで特に理由も無く由縁も無く背景も無い、ただの風来人として描かれていたシレンに、色々と設定をこじつけてストーリーをでっちあげているのは、ちょっと萎える。つか、言い伝えの男だとか風来人の一族、伝説の風来人って本当に何なんだよ。