ドラゴンスレイヤー英雄伝説 「人間学園(全然違う」

ドラゴンスレイヤー英雄伝説 【PCエンジン】

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 ちまちまとプレイをしたり放置したりを繰り返しつつ、漸く辿り着いた最終章。
 いやはや本当に長かった。長過ぎて序盤の事を些か忘れてるような気がする。そう言えば、何でセリオスって旅立ったんだっけ。
 
 まぁ、ザラキ神官アッパーグレードの悪事はもはや脳の片隅においやって、兎にも角にも最終章。
 いよいよ一つの伝説は終わりを告げようとしている……あ〜、でも本章でも狙い目なレアアイテムが結構あるんだよなぁ。orz
 
 ・終章『そして英雄たちの伝説』
  某老人による告白から始まりを告げた本章。
  発展した文明に終焉を告げるとされる凶悪な破壊神アグニージャに対抗出来る光の剣を求めて、一向は罪人の流刑地であるジャグリへと向かう。
 
  辿り着いたフィーンの砦にて大盗賊ゲイルの部下・ジャックの迎えを済ませ、いざ入国……しようとすると、賄賂を求められる。しかも所持金の半分を渡そうとする一行。何と言う悪徳門番に世間知らず軍団、これでは過剰な稼ぎをせざるを得ない。尤も、攻略的には一旦断って港内のなんでも屋で戦士の剣・バトルスーツ・古の盾の店売り最強装備三点セットを購入してしまった上で残金の半分を渡すのが清く正しい手順の様な気がする。
  まぁ、当方にとってはどちらを選んだにせよ大勢への影響は無い様なものなのだが、気分的に先に買い物を済ませた上で賄賂を渡す。作中ではさらりとイベントが進行していたが、実際に数百万Goldを受け取った兵士は度肝を抜かれた事間違い無い。兎も角、これで自由交通権を確保出来るのたので、外へ向かう事になる。
 
  大陸の最北端に向かうと、曰くありげな名のギルモアの里に辿り着く。如何にもな名前なのだが、現時点ではゴードンとドルカスという二人の囚人による縄張り争いが見られるだけ。どうやら、ボリスという囚人の刑期が明けたとの事。尤も、その人物を追ってフィーンの砦に取って返してみると何やら入り口にてボリスが出所を辞退している様子が見られるのだが……
  ともかく、アグニージャを打ち倒せるという光の剣についての情報が一向に集まらないまま。再びギルモアの里に向かうと、大盗賊ゲイルの手のものであるドランから『ドルカスが廃坑へ向かった』との報せを受ける。自体が動き出した事を感じつつ、ギルモアの里の南にあるジャグリの廃坑へと乗り込む一向。廃坑の最奥部にてドランの仲間より『ドルカスとボリスが何やら不穏な動きを見せていた』との垂れ込みを受ける。事態の裏をを取るべく、再びギルモアの里に取って返し、ドルカス宅を家捜しする。そこで、何やら書き込まれた地図を入手する一向。
  これを奇貨と判断した一行は、地図を対抗勢力の長であるゴードンに提示する。しかし、一行を信用しないゴードンに一笑に付され、止むを得ず再び廃坑へと自ら乗り込んでゆく。すると廃坑からギルモアの里にある遺跡へドルカスとボリスが乗り込んでゆく……が、大盗賊ゲイルの部下・ドランの機転によってあっさりと捕縛される二人。ついでに遺跡探索の許可もゴードンから下りたので、これ幸いと遺跡内部を歩き回ってみる。すると本棚の並ぶ部屋にて古代の武器の本を発見出来るのたので、ギルモアの里に居ついている学者に解読を依頼する。しかし、学者には古代の文献が解読出来ないらしい。焼く立たずめ。
  しかし、前章にて古代の文献を辞書無しに読み下していた人物に心当たりのあった一向は、とっととワプ2を用いてファエトの町へ飛び、冒険家ラルフに解読を依頼する。すると、光の剣は『赤い宝石』を柄に嵌める事によって生み出されるエネルギー?を用いたレーザーブレードらしき代物であるという事が判明する。しかも、柄らしき代物はギルモアの里の教会に、赤い宝石は現在所持しているギルモアの星/涙であるという。ご都合主義もいい加減にしろという思いに駆られつつも、一向は今一度ギルモアの里へ向かう事になる……いやまぁ、名前的に関係ありそうなアイテムだけどさ、両方とも。
 
  兎も角、ギルモアの里にて光の剣を二振りも入手する事に成功する。一応主人公なセリオスとパーティ内で最も素早く最も力強いゲイルに装備させる……冗談みたいな攻撃力だなぁ。
  しかし、物語終盤でレーザーブレイドがひょんな事から手に入るとか、どことなく初代スターオーシャンを彷彿とさせる展開だろう。いやまぁ、どう考えてもスターオーシャンが本作に影響を受けた臭い事は自明の理であるが。或いは同じ元ネタがあるとか。