ゲームセンターCX 有野の挑戦状2 「イカイカどこイカ?」

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 章題は絶対使われるだろうと予想していたフレーズ。だって、GCCXといえばイカであり「さんまの名探偵」といえば『カニカニどこカニ?』な訳だから、このフレーズは有りだろうと思ったのに……まぁ、無理が有り過ぎる事は自分でも理解しているけどさ。
 さて、今回、初期ADVの名作を持ってきた以上、次回作にADVを収録するとすればサウンドノベル恋愛シミュレーション(パラメータ管理型ADV)のどちらかが来るかもしれないと予言。いやまぁ、そもそも次回作が出るのかどうかも不明だし、恋愛シミュレーションは兎も角サウンドノベルでどんな挑戦を用意するんだって話だけど。「街〜運命の交差点〜」や「428〜封鎖された渋谷〜」の様な操作系が多彩な類なら兎も角、SFC時代のサウンドノベルでやり込み要素を求めるのは酷だよなぁ。
 
 閑話休題、と言うことで今回の挑戦へ有野O〜N!
 
 ・課長は名探偵〜ゲームコンピューター最後の日〜
  ディスクシステムの名作「ファミコン探偵倶楽部」をモチーフにした前後編形式のADV。
  『芸能人が主人公の相方』『その他の主要登場人物も著名な実在の人物』『フィールドマップを用いた移動』等の部分は、
  芸能人モノゲームとしては屈指の出来栄えを誇った「さんまの名探偵」からの本歌取りと思われる。
  恐らく、序盤から社長を怪しませたり逃げた容疑者との間にミニゲームが発生する由来もそこからだろう。
 
  本作はシステムとしては「ポートピア連続殺人事件」に端を発するコマンド選択式推理ADVの系譜に連なる作品であり、
  主人公(と有野)を様々な場所に移動させ、調査や聞き込み・質問を繰り返して進行フラグを立て、シナリオを進行させていく形式。
  尤も、往年の推理ADVに比べればコマンドの数は限られており、比較的フラグを探す際に手順抜けが起き難くなっている親切な設計が採られている。
  また、作中雑誌『ゲームファンマガジン』でも触れられているが、細部に渡って数々の小ネタが仕込まれており、
  番組ファンやレトロゲームファンならば思わずニヤリとする様な描写が満載となっているのも嬉しいところ。
 
  因みに挑戦は前編の4つのみ、それぞれ条件達成後にセーブすると挑戦成功となる。
  詳しい手順は流石に忘れたので割愛、でもネタ晴らしはするけどな!(まさに外道)
  #13 名刺を入手して誰かに渡せ!
      →ゲーム開始後、操作可能になるまでに名刺は自動で入手出来る。
       後は操作可能になった直後に石川社長に向かって名刺コマンドを使えばそれでOK。
  #14 謎の「誰もいない会議室」を解明せよ!
      →まぁ、実際には某歴代ADの一人がサボってただけなんだけどさ。
       ポイントはボケ倒す事。無生物相手でも課長なら大丈夫。
       今後も同じコマンドでも繰り返しが必要な場合もあるので注意。
  #15 謎の「すすり泣く周辺機器」を解明せよ!
      →これも歴代ADの一人が泣いてただけなんだけどさ。
       ポイントは社会人としての常識、社外の人間には先ず名刺を渡す癖を付けておくと良い。
       ……正直、出会う人全員に名刺を渡しまくっていれば問題無いと思う。それぞれの反応も面白いし。
  #16 謎の「1本足りない…」を解明せよ!
      →ここから事態は急展開、流石にここのネタは伏せる。
       このお題を終わらせた辺りから事件は一挙にきな臭くなっていく。
 
  挑戦終了後もついつい次の挑戦作品を後回しにして本作をクリア。
  いやはや、あの時代のADVっぽさに溢れる良い作品だった。