国際語の歴史 適当にまとめ その4

引用元

まぁ、何にせよ言葉は大事ってことで

297 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/29(木) 22:53:34 0
 明治政府の翻訳局で、明治20年ごろまでに訳された書物は、
  『万国史』、
  『英国開化史』、
  『ヨーロッパ文明史』、
  『ローマ盛衰記』
 などの歴史書が多い。
 日本人の歴史好きはこのころも同じだったのか。
 
 298 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/29(木) 22:56:23 0
  >>297
  それは好みの問題でなく必要性の問題だと思うがw
 
  300 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/29(木) 23:04:18 0
   >>298
   中体西用などといっていた国も存在したわけだが。
 
  304 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/30(金) 16:21:58 0
   >>298
   でも中国では昔から「経」(永遠の真理)が一番大事であって、
   「史」はその次という態度だった。
   中国人の価値順序からすると、
    「経」は永遠の真理なのだから、
    「経」に精通していれば現代のこともわかる、という態度。
   日本人はすべてを時間の相においてとらえる傾向が強くて、
   永遠とか恒常の相においてという考え方はあまりない。
   中国は天という、歴史を超えたある究極のものがある。
   日本の場合、歴史中心だから実証主義が非常に発達するけれど、
   あまり形而上学とか、歴史を超えて真なるものとか、そういうものに対する関心は低い。
 
   西洋人の中でも古代ギリシア人やアメリカ人は、中国人に似たところがあるかな。
 
   305 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 00:04:48 0
    >>297>>298
    西欧本家の近代は、文芸、哲学、政治学、歴史学、法律学の文系分野の復興から始まった。
    哲学の批判精神から、理系の自然科学が分化していった。
 
    ところが日本の近代化は医学と工学から始まり、
    文系分野は開国までお預けとなった。
    しかも開国直後にまず必要だったのは国際公法で、とにかく実用的なものから、
    全力疾走でマスターしなければならなかった。
    だが、明らかにそれだと空洞になる「ルネッサンスの本体」があることは明白で、
    それを補おうとする意識があったのは、明治人の聡明さとも言える。
 
    >>304
    古典古代全盛の時期は、
    ギリシアもローマもプラグマティックでカディスティックだよ。
    形而上学に溺れるのは、実はオリエント的発想。
    世界最強は、本質論に拘りすぎて釈迦の生年さえ忘れられた古代インドだが。
    ギリシア人が形而上学に溺れるようになったのは、
    ポリス体制が崩壊し軒並み僭主制化してから。
    ローマも帝政後期になってから、形而上的な哲学や思想が溢れるようになった。
 
 299 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/29(木) 22:59:37 0
  翻訳文化という手段は文化的「一方通行」であり、
  日本の文化的な自己主張が必要であると主張する人がよくいるが、
  いくら日本人が自己主張しても、相手が興味を持たなかったら意味がないわけで。
 
  明清代の中国でイエズス会士が活躍し、西洋の文化をもたらしたが、
  結局、実を結ばずに終わってしまった。
  あの時代の中国は中華思想に凝り固まっていたから、
  外国の文化などに関心がなかったのだ。
 
 
302 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/30(金) 13:25:20 0
 東ティモールの言語状況
 
 2002年に独立した東ティモールの言語状況は、
 歴史的経緯から非常に複雑なものとなっている。
 ここでは、東ティモールで使われることの多い4つの言語について紹介する。
 なお、これ以外にも14~36の現地語が同国内では使われている。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%AA%9E%E7%8A%B6%E6%B3%81
 
 
306 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 10:56:20 0
 イスラーム圏も、中国と似たような状況。
 イスラーム共同体は、クルアーンに見られるように元来非歴史的な意識を持っていた。
 イスラーム共同体がアイデンティティーを形成するため、
 そして支配を正当化するために歴史意識、歴史叙述が発展していった。
 神の意思が「主」で歴史は「副」。
 
 
307 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 20:34:50 0
 聖書のバベルの塔の神話に表現されているように、
 世界の言語の多様化は人類に科された罰であり、
 その逆のことが起これば、もとのまったき姿を回復することができる。
 理想的な世界ではただ一つの言語のみが存在し、
 それが相互理解と啓発と平和を保障することになる。
 
 
308 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 22:57:11 0
 日本人の外国語下手は昔からのもので、別に近代になって突然始まったわけではない。
 江戸時代には「和習」「和臭」という言葉があったぐらい。
 
 309 名前:世界@名無史さん 投稿日:2009/02/01(日) 00:58:37 0
  >>308
  でも、大伴古麻呂や空海は
  当時の唐語の会話も漢文も同じ時期に唐に居た新羅の連中よりも
  はるかに上手かったらしいが。
 
  314 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 16:37:10 0
   >>309
   当時の世界的な常識だと、外交使節は行った先で殺されることが多々あるし、
   また、寝返るのも普通だったので、
   取られても惜しくない人、中央政治から外された人を、遣るものだった。
   しかも、漢人の食人の習俗は周辺によく知られていたから、
   どちらかというと、役割は押し付け合い。
 
   ところが何をトチ狂ったのか、
   日本は、背が高く頭のキレるやつばっかり集めて送り込んだ。
   珍しいもの好きで希望者殺到とうこともあって、
   簡単に、賢くて見栄えも良いのが揃った。
 
   遣隋使が「日の没する天子」とかいう国書で咎めだてされなかったり、
   席次が吐蕃より下なのはイヤだとゴネたりした言い分が通ってしまったのも、
   カス人材でもこれだけ優秀なんだから、
   下手な扱いして攻められたら負けるかもしれないと、隋・唐がビビったため。
 
 310 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 01:51:29 0
  >>308
  荻生徂徠と長崎の通訳を除いて、中国語音も全く知らず、
  日本語の字音は声調が全部飛び、そのまま読んでも、
  呪術的な音が並ぶお経読みになるだけ、
  返り点をつけて「同時翻訳」で日本語として読み下すことが当たり前だったんだから
  漢文習得は、外国語習得でも何でもないよ。
 
  それでも李鴻章と筆談できるほどの「漢作文」ができた明治の元勲は異常。
 
  313 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 10:38:36 0
   >>310
   大久保利通は、ふだんは自分で無学だといっていたが、
   台湾出兵の後、9月14日に戦後処理のため全権弁理大使として清に渡った際、
   交渉の席ですらすら漢文を使って返答していたらすぃ。
 
   陸奥宗光は山形監獄に投獄されていた間、
   ジェレミー・ベンサムの著作を翻訳したが、
   あれも漢文の素養がものをいったのかな。
 
   あと、陸奥の言葉に、
   「政治はアートなり。サイエンスにあらず。
    巧みに政治を行い、巧みに人心を治めるのは、
    実学を持ち、広く世の中のことに習熟している人ができるのである。
    決して、机上の空論をもてあそぶ人間ではない」
   というのがあるが、いまだにこのことがよくわかっていない人間は多い。
 
 311 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 09:18:15 0
  >>308
  知らずに和臭なる場合もあるだろうが、
  読みやすいようにあえて日本式漢文にする場合も多い。頼山陽が名人。
  返り点とか全然なく、確かに読みやすい。
 
  もっとも現代の見地からすれば
  「だったら素直に漢字カナ交じり文で書けや」となるわけだが。
 
 312 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 10:20:15 0
  日本人は昔から、不利を有利に一変することが得意な民族なのでは。
  自分たちではっきり意識していたかどうかはわからんけど。
  荻生徂徠は、日本の漢文式の読み方を批判しながら、すべて否定はしていない。
  ひっくり返して読むのを弱点と見るのではなく、構造の違うものを違うとわかるには、
  一度ひっくり返して読む必要もある、と主張している。
  中国人はなまじ自分の言葉だから、かえって中国語の構造を理解できないが、
  もし日本人が翻訳だということを意識して読めば、それがかえってプラスになる。
 
315 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 00:16:54 0
 >>290
 実際、韓国がそういう国だからな。
 上流層が日本語、下層が韓国語オンリー。
 だから、出版なんか振るわない。
 本買って読む人は日本から直送、下層はそもそも本なんか読まないから
 韓国語の出版市場は人口の割にとても小さい。
 
 316 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 00:38:59 0
  >>315
  やっぱり漢字を廃止したのがいけなかったんじゃね?
 
 317 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 06:57:22 0
  韓国は(まあ北朝鮮もだが)言語にまでナショナリズムを追求しちゃったからな。
  漢字が分からなきゃ自分たちの歴史書すら読めないのに。
 
  320 名前:世界@名無史さん
投稿日:2009/02/02(月) 17:05:23 0
   >>317
 
   北朝鮮で山腹にハングルで
    「チョンチュルジャングン、キムイルソン」
   と書いてあるのを韓国の代表団が、
    「『賤出将軍、金日成』ニダ」
   とニヤニヤしてるのを見た、北朝鮮の政府代表団が
   、「パーボーセッキ、『天出将軍、金日成』ニダ!!出てくニダ」
   と激怒したことがあった。
   賤と天は、中国語と日本語では発音が異なるのに、朝鮮漢字音では同じ。
   他に、軍隊で歩兵と砲兵も同音になる。
   いくら漢字一文字をハングル一文字に置き換えられるから、
   文字数が増えないといっても、日本語よりも同音異義語が増えては、不便だよな。
 
   331 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/04(水) 04:15:48 0
    >>320
    残念ながら
     歩兵(bobeong, 보병)と
     砲兵(pobeong, 포병)は
    ハングルでも綴りが違うし発音も違う。
 
   322 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 18:09:53 0
    >>320
    韓国の場合、漢字だけではなく、縦書きを捨てて横書きに移行した。
 
    324 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 01:21:23 0
     >>322
     それは中国もじゃない?
 
     327 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 11:09:40 0
      昔、文字が発展したときの文化の違いで縦書きと横書きができたそうな。
      縦書きは紙(軟らかい)文化、横書きは粘土(硬い)文化で、
      書く時の力の入れ方が紙は右から左、粘土は左から右というように違ったから。
 
     328 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 11:28:41 0
      ハングルを横書きにしたのは、周時経という人物。彼によって、
      横書きの他に、文章記号、パッチム整理、分かち書きなどが決められた。
      数学や幾何学、物理学の本は横書きだから、
      ハングルも横書きにしたんじゃなかろうか。
      韓国の場合、日本に比べて文学や社会思想の文献が少ないから、
      変更にも抵抗が少なかったんじゃなかろうか。
 
      329 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 12:31:46 0
       そもそも、韓国には文献そのものが少ない。
       ハングルで最初に出された社会思想の文献なんて、主体思想だけだし。
       物理や数学だって振るわない、
       ハングルで最初に出された自然科学の論文なんてあるか?
       捏造ES細胞の論文くらいだろ。
 
       332 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/04(水) 13:56:10 0
        朝鮮の歴史を調べてみると、“モノカルチャー精神”という言葉がぴったり。
 
 334 名前:世界@名無史さん 投稿日:2009/02/09(月) 08:31:47 0
  よく日本人でハングルは見た目が美しくないという人がいるよね。
  あの文字はほとんど直線と円で構成されているからそう見えるのかな?
  たいていの文字は、人間の手で書きやすいように曲線で構成されているもの。
  筆記体や草書体だと、なおさらくねくねと曲線を描くようになる。
 
  335 名前:世界@名無史さん
投稿日:2009/02/09(月) 09:16:03 0
   ハングルは連書ができないのだ
 
  336 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/09(月) 17:44:08 0
   >>334
   書体が美しくない。日本語には明朝体ゴシック体だとかいろいろあるが、
   ハングルにはコンピューターで使う書体がひとつしかないしそれがまた美しくない。
   発音記号であるハングルで書くことなど想定されていないからだろう。
 
 
318 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 09:18:23 0
 セルビア語とクロアチア語はほとんど同じ言語だが、分離した後は人工的に
 「差異」を作り出そうとしている。
 
 http://www.news.janjan.jp/world/0504/0503315200/1.php
 クロアチアの映画配給会社は、今やハリウッドやフランス映画と同様、
 セルビア映画に対しても字幕を付けるようになっている。
 ザグレブ(クロアチアの首都)の映画館では、
 「こんにちは」といった表現に対してさえ字幕が付けられる始末で、
 このような字幕がスクリーンに映し出される度に、観客の失笑を買っている。
 今日、クロアチアの言語学者は、クロアチア語の独自性を出すために
 新たな単語の導入を試みているが、ほとんどのクロアチア人に理解されていないのが現状だ。
 例えば、FAXは新表現では“dalekoumnozitelj(長距離コピー用機械)”となる。
 
 
319 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 14:14:02 0
 森有礼は、日本語を廃止して英語を採用しようとして、
 アメリカの詩人、ホイットニーにたしなめられている。
 
 ほかにも日本語ローマ字化論というのがあったな。
 
 321 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 17:14:24 0
  ベトナムは漢字を廃止したので、
  昔の石碑に一字一字、振り仮名のようにローマ字が振ってある。
 
  森有礼は、当時の西洋文明を支える自然科学や
  それを育んだ人文・社会科学の膨大な概念を表現する語彙が
  日本語に欠如していたので、英語国語化論を唱えたらしい。
 
  325 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 10:53:32 0
   かつてレーニンは、
   「ローマ字の採用は東洋民族の一革命であり、民主主義革命の一構成分子である」
   と述べた。
 
   344 名前:世界@名無史さん 投稿日:2009/04/25(土) 12:20:49 0
    >>325
    かつてレーニンは、
    「ローマ字の採用は東洋民族の一革命であり、民主主義革命の一構成分子である」
    と述べた。
 
    ・・・ローマ字を表音文字に変えると
    日本は奈良時代、朝鮮はハングル発明で民主主義革命を始めたことになるな。
 
    アジアで民主革命をやっていないのはシナだけになる。
 
 
323 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 23:30:08 0
 アラビア語の場合、
 フスハーはニュース報道や演説、あらたまった場面での会話で使われるだけ。
 
 アラブ世界の民衆にとっての日常語はアーンミーヤである。
 
 326 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 10:58:37 0
  >>323
  日本でも、端っこのほうでは、そういう状況。
  佐賀弁とか富山弁とか、日本語の一種だろうとは判別できても、
  素で喋られると何言ってるか会話の内容が解らない。
  弘前弁とか都城弁とか日本語に聞こえすらしない。
  選挙活動とか、儀礼の挨拶とか、県議会の議場とかでは、
  多少の訛は合っても、標準語な。
 
 
330 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 19:38:55 0
 冷戦時代とは、平和と安全、そして人種差別の少なさが保証された特殊な時代だった。
 冷戦が終結すると、民族・人種差別――これこそが力の世界の本質に直結している――が復活してきた。
 
 そんな中で明治の先人が書いたものを読み直してみると、
 現代にも通じるものがあって驚かされる。
 
 アメリカの国際法学者のホイートンの著作の中で、
 "all civilized nations"というのが方々に出てきて、
 これをあえて「耶蘇同宗ノ国」と翻訳している。
 福沢諭吉なんぞ、国際法なんて、いかにも世界中で通用するようにいうが、
 西洋人が東洋人にどんな扱いをするかを見るがいい、と。
 あれはキリスト教国の間でだけ通用するのだと力説している。
 
 
333 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2009/02/08(日) 15:17:47 0
 http://www.economist.com/specialreports/
 
 英語の勉強を兼ねてエコノミスト誌の特集を読むといい。
 これが無料で読めるとは素晴らしい。
 この特集のクオリティがエコノミストを他の週刊誌とは違うものにしている。
 
 
338 名前:世界@名無史さん
投稿日:2009/04/23(木) 03:04:33 0
 フランス語はどんどん地位を下げてるね
 
 339 名前:世界@名無史さん 投稿日:2009/04/23(木) 03:34:59 O
  一時は欧米のエリートの公用語だったのにね
 
 340 名前:世界@名無史さん
投稿日:2009/04/24(金) 21:59:31 0
  ただ英語の基になった言語ということと、
  >>339のように欧米各国の言葉の基礎になる部分に入り込んでいるから強みはあるよね。
  東アジアの漢語や和製漢語のように。
 
  341 名前:世界@名無史さん 投稿日:2009/04/24(金) 22:04:59 0
   和製漢語wwwwwwwwww
 
 
342 名前:世界@名無史さん
投稿日:2009/04/24(金) 22:49:31 0
 英語は法則性最悪っていうけど西側諸国の空軍はみんな英語だよ
 慣れれば短い語句だけで意味が伝わる
  バンデッド・トゥエルブ・オクロック・ハイ
  敵戦闘機が十二時の方角上方から攻撃してきます!
 になって 日本語の方が不便
 
 
343 名前:世界@名無史さん 投稿日:2009/04/25(土) 08:42:36 0
 ハングル語やアルファベットのように子音と母音が区別された言語と比べて
 思うんだけど母音主体言語と仮名文字の組み合わせで書き言葉に問題が少なくなったと思う。
 例えば英語で夜はnightだけど日本語ではナイトこれ一つだけど
 読み方ではnite,naite,naytなどもありうる。
 だから英単語は発音では凄く難しいところを持ち合わせていると思う。
 しかし、これが日本語と同じ母音主体のポリネシア語のように
 アルファベット主体にするとすると
 例えば背中という単語これをアルファベットで書き表すとsenaka,cenakaなどになり
 歴史の経過で後者のcenakaが主体になったとすると
 読み方では解からないから電子辞書のお世話にならなくっちゃならない
 これから母音主体の言語と仮名文字の組み合わせは言文一致が楽なのではと思う。
 
 345 名前:世界@名無史さん
投稿日:2009/05/10(日) 17:53:10 0
  >>343
  英語は、Norman Conquestの時代に、庶民の言葉になっている時代に
  発音が変化したところに、Norman Frenchの単語とNorman French式の発音表記が混入して、
 しっちゃかめっちゃかになった。本来は、オランダ語とドイツ語の中間くらい言語だった。

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