蟲師
そう言えば昨日、「天使の二挺拳銃」買いに行ったついでに本屋に寄って適当に見繕っていたのだが。サンプルで「蟲師」の1巻が読めたので気まぐれに手にとって見た。
……結構いい感じかも知れん。何と言うか、異彩を放つという言葉が相応しい作品に久々で会えた感じ。元々伝奇モノとかが好きだから余計にそう思うのかも知れん。
簡単にあらすじを紹介するなら
動物でも植物でもない、生物か無生物かすら定かでは無い異形。 人はそれを「蟲」と呼んた。 「蟲」は時には人に関わることもあり、 また時には人ならざる異能の力を与えることもある。 だが、総じて「蟲」と関わることが吉事であることは無く、 逆に害をなすことが多い。 故に人は「蟲」という言葉に畏れ慄き、「蟲」を避け忌み嫌うものであった。 ここに一人の男がいる。 彼の名はギンコ、人呼んで「蟲師」 「蟲」に畏れを懐かず、「蟲」に憑かれた者あらばこれを払う。 彼が訪れる先には何の縁か「蟲」があり。 今日も何処かで彼は「蟲」を視る。
何と言うか、一言で言えば出来のいい妖怪モノ。
独特の世界観を大事にしているので、怪異とか異端といった単語を聞くと何かが滾る人間なら一度は目を通してみるのが吉かと。
蟲師
第01巻 asin:4063142558 第05巻 asin:4063143619
第02巻 asin:4063142841
第03巻 asin:4063143120
第04巻 asin:4063143325