ダウンロード販売のこれからへ(情報元:かーずSP)

 紹介記事中でも触れられていたが、弾数が少ないのが盛り上がらない原因の大部分を占めている気がする。
 例えば、『iTunes Music Store』が凄まじく受け入れられたのも、未だ正式サービスが始まってもいない『Wii ヴァーチャルコンソール』が注目を浴びているのも、双方共に莫大な数のコンテンツを供給している/する予定だからだろうか。それに比べてエロゲ関連のオンライン配信であったりダウンロード販売は、何処も弾数が限られている感が強い。無論、権利関係が複雑であったりブランドの変動が激しかったりそもそもそんな博打を打つぐらいなら再販で廉価版を特典や改善点を設けてリリースした方が利益率が高い、等といった一般的な業界に比べて一定のサービスを提示するには難しい問題が山積しているのだろうが。それこそ実際に多くのユーザーに受け入れられるサービスを打ち出そうと思えば、任天堂が(ファミコン生誕20周年に託けて)行ったように『権利関係の徹底した明確化』を行い、更にはコンテンツ配信を行う為の環境やサービスを広く宣伝する為の『膨大な投資』が必要になるだろう/更にここで問題なのが『iTunes Music Store』にはアップル社、『Wii ヴァーチャルコンソール』には任天堂という有名で安心出来るブランドが存在しているのに対して、果たしてエロゲのオンライン配信orダウンロード販売において同様の効果があるブランドが存在するか否かと言う問題になるだろう。
 まぁ色々と書いてみたが、俺自身としてはそんなサービスがあったらいいなとは考えている。昔のPCゲームって、今となっては家庭用レトロゲームよりもプレイするのが難しいしな……Project EGGとかあるけどさ。