思い出の作品達 七十六回 「真・女神転生2」

真・女神転生2

真・女神転生2

 
 
 そう言えば、初期ロットには低確率で起動画面がオカルトチックになる仕掛けが施されているとか。幸いというか残念なのか、俺は一度もお目にかかったことは無いけれども。(そんな仕掛けをしている暇があるなら、一つでもバグ減らせよと突っ込むのは野暮なのだろうか。)
 無印シリーズ2と同じく『唯一真に喧嘩を売れる素敵な(ユダヤ教キリスト教イスラームに見せてはいけない)作品』、或いは『銃火器や魔法の類よりも、最終的には肉体言語がモノを言う脳筋最高な作品』、はたまた『近親相姦推奨な和の心を持った作品』、他にも『(シリーズで半ば恒例になっているが)扇情的な仲魔やモザイク必須な下ネタ魔王でパーティを組んで楽しむ作品』『ミジャクジ様やマーラ様を崇拝する作品』『どうでもいいけれども、ニンテンチェック良く通ったなぁと感心する作品』など、様々な誉れに値する名作3DダンジョンRPG
 また、説明書にバグを公然と釈明する紙切れを同封している事で有名だったり、リメイクされたらドミネーター版だったり、ラストバイブルシリーズは好きだったから続編を出して欲しかったり、ポケモン人気に肖りたかったのかデビルチルドレンなるお子様向けなシリーズを出してみたは良いけれども中身を見たら結局いつものメガテンだったり、真シリーズの続編である3に何故かダンテが出てきたり……嗚呼、何処へ逝く女神転生
 難易度的には当時としても今にしてみても高めの難易度ではあるが、シリーズをやり尽くした様な兵にとってみれば赤子の手を捻るが如き易しさ……かもしれない。ただ、ラスト付近のダンジョンの糞長さはどうにかならんものか。(初代ペルソナに比べればかなりマシだけれども。)