思い出の作品達 七十八回 「スラップスティック」

スラップスティック

スラップスティック

 
 
 変化球な「メタルマックス」なイメージがあるのだが……変化球は変化球でも、魔球と言うよりは打ちごろに劣化したすっぽ抜けだが。
 製作は「ソウルブレイダー」「ガイア幻想記」「天地創造」で名を馳せたクインテットであり、左記の作品等で今に至るまで高く評価される同社の作品に恥じない程度にゲーム自体の出来は概ね悪くないと思うのだが……それでも今一つな印象が拭えない。具体的に言えばゲームデザインの詰めが甘い所為かプレイしていて苛々する部分が散見される点だろうか。最大三台まで使い分けられる様になるロボットもぶっちゃけ三台目はいらない子だったり、中盤の某敵が無敵すぎたり、と言うか頭使うよりもレベル上げた方が手っ取り早かったり……何で自社タイトルだと手を抜くよクインテット
 まぁ、普通に佳作なRPGだと思うが、諸手を挙げてお勧めできる作品では無かったと思う。