今日のゲーム 「逆転裁判4」
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第三話 「逆転のセレナード」
・おぉ、ムービーだ。頑張ったなぁカプコン(というか逆裁チーム)。
しかし、何だかんだでネタを仕込むなぁ……尤も、あのギター発火も何らかの形で事件に関わっているんだろうけれども。
・……何か、牙琉が意外に面白い奴になってきているような。ぶっちゃけ、御剣化というか。
あぁ、そう言えば元々は御剣もクール系気取ってたよなぁ。初登場時だけは。
話が進み、シリーズが進むにつれてミーハーだったり微妙にオタクだったり、シリポケットだったり……色物となっていったんだっけ。
挙句の果てに去年のTGSでは検事からキャスターに転進していたりと色々やりだしたんだっけか。
……まぁ、元々色物じゃない登場人物が本シリーズに存在するのかどうかは微妙なところだが。
・『目撃者は女神』とあるが、絶対にミスリードさせようとしている情報だよな、これ。
少しでも空気を読めば『目撃者はめがみ(えない)』と後ろを補完して考えられるし。
……ただ、そこまで読んだ上での裏の裏……という可能性も無きにしも非ずだが。
・モノの見事に、裏の裏をかかれた訳だが。
目撃者は目が見えない→目撃者は目が見えないマキ→つか、マキの目が見えてるって予想をしていたんだが。
目撃者はめがみ(えない)→ラミロア(めがみ)の目が見えないってダブルミーイングだったとは。
この辺の仕込が、今回上手いよなぁ。決定的な逆転じゃないけど、諸々の展開に捻りが加わっている感じ。
・さて、最初の探偵パートからちょこちょこ出ていた或真敷バラン、どうやらみぬきの実父の元相方らしいのだが。
……本章では顔見せ程度で、本番は最終章だろうと予測。やはり、本作最大の謎はラストに持っていかないと。
しかし、その予測が正しければ『本作の最終章=七年前の事件を掘り返す事件』という事になる訳で。
ぶっちゃけ、第二話の頃から思っていたんだが本作って初代と構成を意図的に似せてるのかね。
・イリュージョンのトリックは早々に看破、ついでに副産物としてミキサーを弄っていたら最重要の証拠らしき音声も発見。
恐らく、三日目後編にて証拠として使えそうな感じだな。
……しかし、足元にある通気口を小窓と表現するのは如何な日本語が不自由だからとは言えども不自然すぎやしねぇか。
つか、人一人の人生が掛かった法廷の場においてショービジネス上の守秘義務ぐらいどうにかなると思うのだが。
第四話 「逆転を継ぐ者」
・正直、本章における主人公:王泥喜法介は言わば前座である。
何というか、真打ちは遅れて舞台中央に立つものと相場は決まっているものらしい。
……やはり、異議あり!と言えばあの声じゃないと。
・ここにきて、全ての事件が一つに繋がる。
過去と現在を同時進行に交錯させるこの辺の魅せ方は前作である「逆転裁判3」に通じるものがあるのだろうか。
……更にその原点を遡れば初代にまで行き着くシリーズ定番の物語構成だったりする。
いやまぁ、壮大な陰謀を描く上で『実はこの事件の発端は○年前に……』とやるのは常套手段だしな。
・しかし王泥喜の秘密とかラミロアの正体には驚かされた。
あるいは或真敷一座に秘められた闇の部分であるとか、はたまた牙琉弁護士の裏の顔だったりとか。
時に、牙琉弁護士のモチーフって人食いのあの人なんだろうなぁ……こちらは今一つ迫力と実績に欠けてるけど。
・結局、ラスボスを追い詰めるのに弁護士と検事が一致団結するのもお約束。
その間、旧主人公はあくまで裏方に務めるって訳か……美味しいとこ取りしてるけど。
エンディングでのあの台詞、次回に期待したいところではある。
・エンディングと言えば、旧作の検事陣や倉院の面子は一切顔出してないなぁ。
あくまで、新主人公とそれに纏わる人々を中心にした物語だから必要の無い(というか、物語に影響を与えすぎる存在感の濃い)面子をばっさり切ったんだろうけれども……成歩堂が出てるのに御剣も矢張も真宵も出てこないってのは正直どうよ。
・まぁ、兎にも角にも一つのシリーズ完結後の続編タイトルとしては及第点を与えられる作品と呼べるのではないだろうか。
分量も程々に長く、仕掛けも難しすぎず、題名に違わず様々な逆転劇を仕込んだ本作。
……正直なところ、3の結末が個人的に微妙だっただけに、相対的に本作の評価が高かったりするのは秘密だ。
・さて、後は辞典を通読してDVDを観るとするかな。