「続・殺戮のジャンゴ 〜地獄の賞金首〜」
続・殺戮のジャンゴ 〜地獄の賞金首〜 皆殺しパック | |
ニトロプラス 2007-07-27 売り上げランキング : 77 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 Bullet Butlers 初回限定版 リトルバスターズ! 初回限定版 マブラヴ ALTERED FABLE 初回版 月光のカルネヴァーレ 君が主で執事が俺で 初回限定版 |
続・殺戮のジャンゴ 〜地獄の賞金首〜 | |
ニトロプラス 2007-07-27 売り上げランキング : 135 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 Bullet Butlers 初回限定版 だぶる先生らいふっ 君が主で執事が俺で 初回限定版 リトルバスターズ! 初回限定版 月光のカルネヴァーレ |
まぁ玩具とOST込みで考えれば、然程コストパフォーマンスは悪くは無いな。
さて、総評としては良くも悪くも劇場版といった感じだろうか。何というか、元ネタ知っていると展開が読めるってのも判らなくも無い。凄まじくハリウッド的であり、マカロニウエスタンな風であり、原作を知らない俺にも何故かクリント・イーストウッドの在りし日の姿が台詞と演技付きで脳裏に浮かびそうな展開ではあった。殊、ラストシーン辺りは。
つか、悉くの展開が予想通りってのは正直どうかと思うんだ、俺も。英雄と呼ばれながら英雄に背を向けつつも最後まで英雄を想っていた者、世の中に達観した風でありながら復讐を胸に秘める者、最後まで狂言回しに徹しつつ美味しいところを掻っ攫う者、かつて英雄と呼ばれた過去を捨てた者。その全てがハリウッド、その全てが二〜三時間、徹頭徹尾ご都合主義満載なエンターテインメント。だが、それがいい。狙ってやったのならば、決して間違いなんかじゃないんだから。意味は無いけど。
個人的な感想としては、こんなのがあってもいいと思う。こんな形のエンターテインメントが存在しても、世の中は間違ってないと思う。
何、世の中にはスペースオペラとか言いながら剣と魔法で戦うRPGがあるんだから、SFでマカロニウエスタンやってもいいじゃないか。
大体、元々がエロゲに血と硝煙に溢れる描写を持ち込みすぎて話題になり、吸血鬼モノをやらせれば仮面ライダーになる。
純愛モノをやればルナティックにジェノサイド、萌えモノをやっていた筈が東京上空ドッグファイト。
……なんだ、昔も今もやってる事に大差ないな。Nitro+。伊達と酔狂で商売やってるだけはある。(ような気がする。)
その、アレだ。ちょっと金の掛かった「鬼哭街」の系統な作品に前述の通りOSTや玩具が付いた作品。
……ぶっちゃけ、購買層の狭さから言うと「刃鳴散らす」ぐらい狭いんじゃないかと。ちらほら『地雷だ!』だの『高ぇ!』だの文句見るし。
逆に言えば、ツボに嵌ればとことん肯定するんだと思う。俺のように……まぁそれでも定価は後1000円は安くて良かったとは思うがな。