「オプーナ」

オプーナ

オプーナ
オプーナ
コーエー 2007-11-01
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 こちらも細々とプレイ開始。
 ほのぼのとした外見と一見単純なシステムとは裏腹に、詳しく作りこまれたスペース・オペラな世界観であったり、何処と無くユートピアに見せ掛けたデストピアっぽい舞台設定であったりと、この後の展開次第に思いっきり期待が出来る作品。いやはや、ちらほらと『名作!』『神ゲー!』といった評価を目にするが、どうやらデマでは無かったらしい。俺にとってどうなのかは未だ不明ではあるが。
 
 基本的には戦闘システムが一風変わったRPGといった感じであり、ボタン連打から脱却を図りスティックの溜め→弾きを基本攻撃に採用している。近距離の敵を一掃するのに弾きを多用したり、後列の厄介な敵を先に片付けるのに溜めから繰り出す高速変化球を用いたりと、単純な操作から多様な戦闘スタイルを導き出す事に成功しているといえるだろう。
 また、全ての戦闘に?時間制限を設け(それに合わせてバランスを設定す)る事により、システムと合わせて長考してコマンドを入力する戦闘に比べてリズミック且つスピーディな戦闘を演出していると言えるかもしれない。強制アクティブタイムバトルと言えなくも無いが、WTをキャラクター性能だけでなく己の操作にゆだねる事が出来る点でよりコンセプトを明確に打ち出していると考えられる。
 
 ただ、若干通常移動時の操作性に難があるように思える。カメラワークも意図的なのか作り込みが足りないのか、多少見辛かったり或いはイベントシーンにてキャラクターが見切れたりする場面が散見された。また、会話時や移動時の視点変更にCボタン+ヌンチャクスティックを用いるのだが、Cボタンに決定ボタンとしての機能が備わっているので、メッセージを間違って送ってしまったりしてしまう可能性もある。
 この辺りの操作系に難があるのは少し残念なところだろうか。
 
 とりあえず、最初のミッションを終了したところまで進行。
 上でも述べたが、見た目とは相反してハードな展開。謎の攻撃により宇宙船から脱出し、両親や兄弟と離れ離れになり、両親は重症で妹は行方不明。
 周りの人間は妙に自分へ優しく接してくれるが……本当に、今後の展開次第で化けるぞ。