思い出の作品達 第百二十三回 「ロックマン」
ロックマン | |
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スライディング無し(3から)、パスワード無し(2から)、チャージ無し(4から)、E缶系無し(2から)。
無い無い尽しではあるが、確かにロックマンなんだよな。ティウンティウンするし。
作品としてのシステムや調整が進められていく2以降と違って、かなり荒削りな本作。
これは容量の問題であったり企画が二転三転した開発の迷走が遠因と考えられる。
(元々、本作はアーケード用ACTの企画であり、その後ディスクシステム用に開発を変更。だが、急遽ロムカセット用作品として発売されることになった、との事。ロックマンの代表的なシステムであるステージ選択制やボス部屋前のエアロック等はそれらの名残に端を発しているらしい。〜ロックマン (ゲーム) - Wikipediaより〜)
さて、荒削りなシステムと上で述べた本作だが、荒削りなのはシステムだけではなく、難易度もだったりする。
この辺り前回にちらっと触れたのだが、『難易度調整の基準は「魔界村」』な時点で高難易度が約束されているのは言うまでもないだろう。各ステージ道中も辛く、ボスも強い。更に言うならワイリーステージが鬼過ぎる。イエローデビルなんざ倒せないってレベルじゃねーぞ。
(まぁ、パターンを見切って、タイミングを覚えれば必ずクリア出来るようにはなってるんだけどな。この辺りの作り込みは流石高難度ACTに定評があったカプコンならではといったところだろうか。)
そう言えば、FC版の無印シリーズってPS版が出ていたんだっけか。
今プレイするならそれが一番手に入りやすいだろう。或いはバーチャルコンソールに期待するのも有りだろうか。