不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「しっぽ団」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
重厚な(後付け)物語や世界設定なんて、シレンらしくなくて違和感だらけなんだが、これを乗り越えないとどうにも駄目らしい……これなら、チョコボやってた方がまだしも楽しい様な。アレは元より『そういった』作品だから気楽に遊べるしなぁ。
まぁ、文句を言うよりも慣れてしまう方が生産的だろう。見栄えは良いし、相変わらず曲も素晴しいので、システムとシナリオへの先入観に目を瞑れば、これはこれで楽しいゲームではある。後、もっさりしたプレイ感とかも結構イライラしたりするが気にしなければいいんじゃないか？(アキオ風に)
と言う事で、大ムカデの巣穴を踏破した一行が次に向かうのは大ワシの砦。
いきなり第一層から武器強化値を下げられる特殊攻撃を喰らって驚いたのだが、まぁよくよく考えれば小分けのダンジョンとは言えども既に20階層近く潜っている訳であり、様々な特殊攻撃を持つ敵が現れても不思議では無いのかもしれない。言うなれば初代で言う瀑布湿原辺りとか。その割にはレベル低いけどな。そう言えば、この鬼面武者／亡霊武者も現れ始めた。上手く使えばここで一気にレベルを稼げそうな勢い。レベルキープな本作では稼ぐ意味は欠片も無いような気もするが、稼ぐ事を前提の調整とかしてたらどうしよう……まぁその時はその時だ。
すりガラスやガマラ等に悩まされつつも、途中で拾ったトドの盾を使って盗まれる事を防ぎつつ、例によって全七階層を突破する。この様子だと、四天王のダンジョンは全部七階層なのかね。あっさりし過ぎていていささか拍子抜けするなぁ。尤も、ボス敵の大ワシのジョニーは完全パターン攻撃だったが準備無しでは中々に手強く、多少苦戦させられたりもした。遠距離では単体10ダメージ／近距離では単体20ダメージの『狙い撃ち』と近接時に数ターン上半身が使えなくなる(＝移動以外の行動が不可になる)硬化液での状態変化と、仮に一人で挑んでいればかなりの苦戦を強いられたかもしれない。
いや、結局は道中拾い集めた木の矢にてこちらもスナイピングで対抗し、矢が尽きたところで殴り倒した訳だがな。何気に回復草を3つも使う激戦だった……どうせなら、これぐらいの難易度が最低ラインなら良かったのに。
撃破後のイベントにて今度はシレンが一行から離脱する事になる、マムル的な意味で。因みに、俺は提案を徹底して断った訳だが、流れ的には断っておいて正解っぽい。詳細は知らんが。まぁ多分どっちにしても同じだろう。
兎も角、更に追い討ちを掛けられるセンセーとコッパ、次のダンジョンへ連れ去られたというか勝手にホイホイ向かって行ったシレン feat.しっぽ団。絶体絶命の危機に追い詰められていたら、アスカが空から降ってきた……何故に？
救いのヒロイン登場により何とか危機を脱した一行。しかし、センセーとは離れ離れになりシレン feat.しっぽ団は大ナマズのダンジョンへ放逐。どうやら、ここから暫くはアスカを操作する事になる模様である。外伝ファン歓喜の瞬間であろう。
