不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「千年かぐや姫」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
まぁ、問題は無い。どうせ、最後に笑うのは主人公側と相場が決まっているのだから、焦る必要は無い。焦る必要は無いので、どこでもダンジョンの10Fへと挑戦する事にする。どうやら難易度としては大ナマズの巣近辺といった印象。ここまでで装備を〜特に盾の強化を〜整えていなかった場合は、被ダメージによってレベル1からの挑戦となる本来のシレン仕様であるどこでもダンジョンでは苦戦するかもしれない。まぁ、大天狗の砦を突破出来るだけのプレイヤースキルを身に付けている、或いは装備を整えているのであれば、まだまだあっさりとクリア出来る程度の難易度。正直、物足りない事この上無い。99Fまで行かせろとは言わないが、流石に10Fではやり応えが無さ過ぎる。シリーズファンにとっては本編よりもこちらの方に血道を上げたい輩は多いだろうし、もう少し深い階層まで最初から行ける仕様を望みたいところだろう。それこそ、ついでで本編を適当に遊べるような感じで……まぁ、製作者としては本編の物語を楽しませたいと思うだろうし、下手にどこでもダンジョンを本編よりも難易度を高くするのは初心者に要らぬ壁を感じさせてしまうとでも考えたのかもしれないがな……そんな気遣いをする前に他に気を使って欲しかったと、多分プレイヤーの大半は思ってる様な気がするけれども。だからこその儲なりアンチなりの低評価工作の蔓延なのだろうし。
さて、新しく解放されたどこでもダンジョンが相変わらずあっさり加減だったので、とっとと本編の進行に戻る事にする。四つ目岩から湖の中央に聳えるからくり屋敷へ。屋敷の門の前まで進むと、ここで唐突にボス戦へと突入する。からくり巨人、阿と吽との対戦。片方は距離無制限の三マス幅攻撃、もう片方は前方三マスへの直接攻撃、ついでに連携攻撃で潰しに掛かってくるし、更には一方を撃破すると爆発するという凝り様。下手に攻撃一辺倒で挑むと多少痛い目をみるかもしれないが、ここまでにきちんと装備を整えレベルを上げていれば特に問題は無い。とっとと叩き壊してからくり屋敷への道を開く。
撃破後、いよいよからくり屋敷の内部へと向かうのかと思いきや、ここでいきなりシレンとコッパのみが何処かへと飛ばされる。何やらシレンの見た目も変わり、コッパに至っては狸へとその姿を変じている。更には眼前に有った筈のからくり屋敷は消え失せているという有様。ついでに持ち物やレベルまで初期化されていたり。前後のイベントから、どうやら1000年前の世界に飛ばされたであろうと推測出来るので、恐らく居るであろうかぐや姫を求めてからくり峠改めヲチミヅ峠を下り、オオツツキ村へと向かう事に。レベルやアイテムを失っているものの、道中で拾えるアイテムが強力なので、特に問題無く進める事が出来るだろう。
オオツツキ村での村人との会話でシレン達の置かれた状況が把握出来、どうやら過去のシレンがかぐや姫を追ってこの村に滞在していた事が明らかになる。何やらきな臭く不穏な背景が垣間見えるが、今はそれを追求出来ないので、とにかくかぐや姫達が隠れているであろう荒れ寺もとい月読神社へと向かう為にサヌキノ竹林へ吶喊する。ここやヲチミヅ峠は突入毎にレベルが戻される旧仕様のダンジョンだが、上でも言った様に拾えるアイテムが先程までの本編シナリオよりも数ランク上なので、問題無く突破出来るだろう。尚、地蔵イベントを狙っているのならば、ヲチミヅ峠よりもこちらで稼いだ方がてっとり早く500ギタンを貯める事が出来るだろう。そんなこんなで、サヌキノ竹林を抜けるとかぐや姫が潜伏している月読神社へと辿り着く。拝殿へと進むとイベントを挟んで、現代へと戻る。この際に、過去の道中で獲得したアイテムは全て失う事になるので、頑張ってレアアイテムを集めていた場合はご愁傷様であろう。orz
兎に角、これで漸くこの先でサブタイトルにもなっているからくり屋敷へと挑む事になる。ここからが本編も本番、気合を入れて進めないとノーマルで挑んでいる場合は本気で泣きを見る事になるのでより一層の注意が必要と言えるだろう……少しでも事前情報を知っていればノーマルで挑む酔狂な輩は早々居ないと思うが、若し軽い気持ちでノーマルを選択しているのならば、まだ間に合うからイージーでやり直すことをお勧めしたい。ここまでなら数時間で復帰が可能だろうし。
