テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士「お約束の展開」

テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士

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 と言う事で、第一章「響き、届かぬ世界」開始。
 本編にて破壊され、ロイド達の出資によって再生した街ルインから物語が始まる。そんな街だからか、本作主人公のエミルがロイド達に敵対するヴァンガードである事を忌避され、街の人々からは忌み嫌われている模様。開始時に身内にまで嫌われている主人公というのもシリーズでは無かった要素じゃないだろうか。嫌われるというのは数あれども。
 イベントの流れとしてはいつもの様にボーイ・ミーツ・ガール。やはりテイルズシリーズの冒頭イベントはこれだろう。そのCV:釘宮理恵な少女・マルタとは一旦は別れるものの、これまた定番っぽい謎の説明役に連れられて向かった洞窟の先にて偶然の再会を果たす。どうでもいいが、魔物の王様って世間ではやっぱり魔王だよなぁ。
 ともかく、説明役なおっさんリヒターとマルタが対峙しているので、それを仲裁しようとすると、マルタには逃げられリヒターには変なのを嗾けられる始末。どうしようもない状況に途方に暮れていると、大塚芳忠なボイスが響いてくる。相変わらず豪華なキャストに感嘆しながら話を進めると、突如現れるテネブラエと名乗る黒豹っぽいの。アレか、僕→ロデム的な意味なのかこれは。
 さて、表題にもあったラタトスクの騎士として契約を結んだエミル。魔王の力を借りて戦うってのはテイルズらしくは無いが、ファンタジーでは定番。部下Sの力を借りるとか。兎に角、契約を結んだ事によってコスチュームもパッケージ通りに変更し、戦闘時のモーションも漸く"らしい"仕様に変更され、ついでに性格もちょっと好戦的に変わりつつ、ここでボス戦。これまた定番な魔神剣を修得して挑む事になる……やっぱり卑怯戦法はかなり是正されてるのな。連打出来ねぇ。戦闘後、洞窟の奥へと進んでいく事になる……なんか、段々テネブラエがどんどん愉快になっていく気がする。流石芳忠だぜ。
 道中、仲魔集めについて解説を受け、ついでにインプとウルフをチュートリアルにて、その奥でグレムリンを仲魔に加えつつ歩を進めていく。迂回路を進み、再び扉の前まで行くとリヒターが倒れており、彼からロイドの襲来を告げられる。その事実に奮起したエミルは、リヒターの介抱を先に現れた変なのもといアクアに任せて扉の奥へ。
 扉の奥に待ち受けていたのは予想通りのロイド。過去の因縁を元にエミルがロイドへと詰め寄るが、返って来たのは言葉尻を濁す回答。どうやら2年前のパルマコスタの惨劇には何やら裏があるようである。どうせ偽者だとか、そんなオチなんだろうけれども。
 兎にも角にも、勢いに任せてロイドに挑みかかるエミルとマルタ……3秒で撃沈です、本当にありがとうございました。まぁ腐っても前作主人公、圧倒的な強さを誇るのは当然だろうが、圧倒的過ぎやしないだろうか。しかも、アレでも一応倒そうと思えば倒せるらしい。凄ぇ、凄ぇ無駄だろそれ。