不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「敢えて言うならおぼろは俺の嫁」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
いや、あ〜ゆ〜のって微妙にツボなんだよなぁ。
外郭を突破し内郭へと向かう最中、突如として襲い掛かってきた空飛ぶ船に乗った頭が軽そうなくのいち・おぼろとその他公儀隠密の皆さん。というか、登場が唐突過ぎてちょっと面食らった。一応、冒頭イベントで200ギタンと復活の草をくれる人がぽろっと洩らしてはいたけど、アレが伏線だったとでも言うのだろうか……無理だ、無理がありすぎる。
兎も角、公権力が上前を跳ね様と横槍を入れてきたといった感じらしいのだが、こちらとしても素直に相手に従って船倉入りしていては話が進まないので、さっさと光陣丸参号からの脱出を試みる。全３階層で然程敵が強かったり嫌らしかったりする事も無いので、あっさりと突破する事が出来るだろう。船の甲板へ辿り着くと、からくり屋敷の脅威についての説明が挿入される。目に見えないカラクリ細工って既にカラクリの域を超えている様な気がする訳だが。というか、ナノマシンだよな。
さて、気を取り直して内郭へと突入する。敵の強さ自体は然程変わりは無いが、嫌らしさが段々と増してきている。階層ループに大活躍なカラクロイドやこちらの手持ちアイテムに呪いを掛けてくるクギワラドール、相変わらずのゲイズにフロア内の巻物使用を封じてくるその名も巻物封印箱など、多彩な特殊攻撃を裁きつつ10Fを目指していく事になる。特にクギワラドールは保存の壷多用のプレイヤーにとっては致命打になりかねないので、壷毎にアイテムを種類分けするといった整理整頓をしていたりする場合は、良い機会なので分散型収納に切り替えておいた方がいいだろう。(例えば、おにぎりを固めて一つの壷に入れていたりすると、その壷を呪われるだけで満腹度を回復出来なくなる可能性がある。故に、一つの壷に複数の用途のアイテムを混ぜて入れ、それらを複数持ち歩く事が肝要だという事。)
内郭を突破すると何やら平たい高台へと出る。一見して行き止まりかと思っていると後ろから身内の恥と恥ずかしい格好の連中が現れ、戦闘へと突入する。同行していた時は紙装甲に泣かされた筈なのに、敵に回ってみるとこちらの攻撃を100％避けてくるから始末に終えない。お前は何処ぞのドランゴ引換券かと。まぁ、こちらの攻撃は当たらないが向こうの攻撃も痛くない(ぐらいに盾を鍛えてあった)ので、煩い蠅はほったらかして仕掛けの解除に専念する。といっても、３つある模様のついた床に蹴散らした雑魚を設置したり、或いはシレンかアスカで床を直接踏むだけという簡単なものだが。
仕掛けを突破すると舞台は急展開、正直このぶっ飛び方は良くも悪くも酷過ぎる。誰だこんな突拍子も無いシナリオ考え出した奴は。変に日本昔話の設定を組み込むぐらいならリーバ八獣神を用いた独自のシナリオでも大々的に持ち出して欲しかったところだろう。というか、何処へ消えたよリーバ八獣神。
