どうして熱帯・亜熱帯の地域は発展しないのか 適当にまとめ その2
引用元スレッド
まぁ寒さは凌げるが暑さは耐えるしか無いしな
50 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/01(金) 13:36:57 O
亜熱帯の台湾、フィリピソは文明すらなかったな
ビルマも開発されるのは19世紀になってから
スリランカもマダガスカルもパラグアイも人口少ないし
51 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 13:42:13 0
フィリピンは亜熱帯どころかもろ熱帯だと思うが
回帰線が国の真ん中に通ってる台湾が回帰線の走ってる南が熱帯、
北が亜熱帯に分類されてるし
52 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 14:06:13 0
低緯度のジャングル地帯や乾燥地帯を基準にして考えると、
中高緯度の中央アジアの砂漠・乾燥地帯には先進国が出現しない?と
同じ結論にしかならない気がする。
そもそも、発展の定義がわからない。
先進国化というのなら、シンガポールや香港は十分先進国(地域)といえるかと。
ミニ国家など先進国と認めんというのなら、
非欧州系の独自国家としては日本が例外的に先進国化しただけといえる。
発展が先進国化ではなく、独自文明の発展という意味では、
インドは勿論、
アンコールワットのアンコール朝や、
ボロヴドゥール寺院のシャイレーンドラ朝、
壮大な建築物を築いたマヤ文明などいろいろある。
53 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 14:10:07 0
たぶん>>1が言いたいのは、産業革命を起こせたかどうかってことなんじゃないの?
54 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 14:11:47 0
つまり農業主体の経済から、工業化でき近代化できたかということ
55 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 14:16:36 0
文明っていうからややこしいんだよな…
近代化とか重工業化とか言えばいいのに
57 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 14:28:28 0
>>53
そのネタだと、こっちの方が近いのでは?
産業革命の謎
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1122314724/l50
65 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 15:03:23 0
問題は、
日本が産業革命起こしたのは1880年。
わずか20〜30年で近代化&重工業化できた事が、
多くの熱帯・亜熱帯の地域ではなぜできないのかってことだと思うが。
まあヨーロッパの植民地化のせいなんだろうけど。
で、なんでヨーロッパは熱帯・亜熱帯の地域を植民地化することができたのかというと
ダイアモンド先生の意見になるんじゃないの?
67 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 15:33:56 0
先生の論理は、
>農作物化できる植物に種類でもそれらの生産性でも最も恵まれていて
の時点でいきなり躓いているきがする。
散々既出だが、必ずしも中緯度の生産性が高いわけではない。
仮に高いと仮定しても、
中世以前は農業=人口=国力=他国を侵略しやすいだったろうが、
植民地化が進むようになる近世では人口と国力ほとんど関係ない。
歴史好きは学者素人問わず、
人口=国力という感覚がどうしても抜けない場合が多いけど、
近世以降は、人口と国力はむしろ反比例するんじゃ?って位関係ない。
68 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 16:32:00 0
>>28
温帯の作物を適用出来ないからといって、
熱帯が確かに生産性が低い、と定義づけるのはおかしなことではある。
だが、熱帯だから生産性が高いのは必然、というのもおかしな話だろ?といってるの。
これは面白いケースなんだが、
縄文時代において西日本より東日本の方が人口は多かった事が
統計学的に認められているが、
その最大の理由はどんぐりの生産が北部日本の方が高かったから、に尽きるそうな。
西日本の方が気温は高く農業向きなのはいうまでもない。
だが狩猟採取時代では植物相の違いにより
それを支える人口は逆転現象を起こしていた訳だ。
無論栽培作物とそれら採集植物と比べるのは強引に過ぎるが、
温帯だからどうの、熱帯だからどうの、と
一括りに断定するのはあまりにも強引すぎる、って事だ。
食料が入りやすい、というのなら
エジプト等を筆頭に4大文明発祥地帯も同様だろう。
文明には人口集中が必要なのだからな。
で、今それらの地域は低迷している。中国はやや外れつつあるが。
それらの地域は全て熱帯である、とは決していえないと思うが?
食料が大量に入手されると、人口が途端に爆発して直ぐに頭打ちになる。
熱帯の場合であっても、それらの問題に直面しないといけないはずだ。
しかしそうはなってない。
これは熱帯特有の疫病やその他のマイナス要因に拠って人口調整が為されていた、
とも考えられるかもしれないな。
南国のトロピカルでパラダイスなイメージだけで
全てを判断するのはどちらにしても早計に過ぎるだろう。
69 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/01(金) 16:37:37 0
>>35
>ですので私は熱帯文明とは
>「発展→停滞→異民族の侵略→崩壊」というプロセスを生むのです。
>と言ってるのです。
ヨーロッパや中国の異民族紛争を思えば、
熱帯文明だけをそのように分類するのは強引にすぎるとしかいえんぞ?
どれだけ苛烈な戦争を彼らが行っていたか?を考えるなら、
熱帯文明だけをそう定義づける事は出来ないはずだ。
発展(ローマ)
→停滞(中世の暗黒時代)
→異民族の侵略
(ノルマン(バイキング)・イスラム・ゲルマン諸族の絶え間ない流入)
→崩壊(各種征服王朝の勃興)
と欧州ですら定義づける事が出来る。
逆にいうなら、それらの繰り返しプロセスの中から、
欧州にだけ近代化を先に成し遂げた特殊要素を考えるべきであって、
熱帯を特別視して別のカテゴリに分ける必然性が見当たらないのだが?
86 名前:杜生さん[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 06:22:04 0
>>69
>ヨーロッパや中国の異民族紛争を思えば、
>熱帯文明だけをそのように分類するのは強引…
加えて言うと、熱帯文明の場合は欧州や中国と違って、
次の3つの事柄が希薄過ぎますね。
?植民地確保や領土拡大の為の大規模な外征
?交易や朝貢を促す為の調査隊の派遣
?宗教を広める為の宣教師の海外布教
これらの不足が異民族の侵略を容易にし、
再建不能なまでの崩壊を招いた点を見ると、
欧州や中国の比ではない文明の脆弱性を感じますね。
欧州や中国は異民族の侵略を受けても、
新たな文化の勃興を繰り返して、更に繁栄していますからね。
87 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/05(火) 16:57:29 0
>>86
>?植民地確保や領土拡大の為の大規模な外征
>?交易や朝貢を促す為の調査隊の派遣
>?宗教を広める為の宣教師の海外布教
この内、中国を考えてみるなら
?は兎も角として
?は鄭和の遠征ぐらいであとは海禁策を取っていた事を考えると
これらのパターンで完全に当てはまるのは欧州だけじゃん。
?なんて論外だしな。夷荻などは獣と一緒。
教化する必要性すら連中は感じてなかった。
更に異民族の侵略を容易にし、再建不能なまでの崩壊というが、
中国の支配王朝を考えるなら漢民族以外の王朝が如何にあることか。
中国ももろい構造を持った地帯だったとしかいえんよ。
あと植民地支配は16世紀以降、活発化した訳だが
中国も酷い衰退を受ける事になっていた。
時期が遅れたのは単に地理的要因(欧州から遠すぎる)によるだけのもの。
アヘン戦争を見るまでもなく西欧社会に蹂躙され尽くし、
最後にはなんと新興の日本帝国にさえ負ける始末だ。
これの何処が文明の強固?に繋がるのかなんとも承服しかねるのだが?
88 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/06(水) 17:24:59 0
しかし、もし欧州が支那周辺(支那"本国"ではなく)と近ければ、
遊牧民の怒涛の侵攻に容易く呑み込まれていただろう。
前近代でそれを防ぐには支那のような「野蛮」な
大規模集権的統一政権以外に方法は無い。
となると、昨今のような科学による奇跡の快進撃も
ありえなくなるのは自明の理であろう。
思うに、19世紀から今日までの欧米の快進撃が示したのは、
白人や欧米がことさらに優れていたという訳ではなく、
ハード面での科学技術の差が一次元違うと、
ソフト面(戦略戦術)関係無しにまるで勝負にならないという事実だけだ。
まあチャイニズムで腐りきった北宋以降の支那士大夫が
ソフト面でも駄目駄目なのは疑いないけどさ。
だとしても、3千年近く遊牧民との対立と融和を繰り返して、
曲がりなりにも国体を保ってきた文明を、
「脆弱」と断言するのは客観性と公平性を甚だ欠いていると言わざるを得ない。
そりゃ中共の民度の低さ(それだって欧米的価値観に多いに拠ったものだが)を
不快に思うのは無理ないだろうけどさ。
貴方の主張を逆説的に言えば蒙古高原という地獄の釜から「遠かった」から、
欧州はあんな生ぬるい貴重な中世を過ごせたということだ。
科学文明化への時間的なアドバンテージが存在したのはラッキーなだけ。
彼らの文明は「強固になった」のであって、
初めから「強固だった」訳ではない。
89 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/06(水) 17:51:56 0
>>88
近代ロシアが列強にのし上がれたのは欧州に近かったからか?
93 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/06(水) 20:10:04 0
>>88
>まあチャイニズムで腐りきった北宋以降の支那士大夫が
ソフト面でも駄目駄目なのは疑いないけどさ。
>だとしても、3千年近く遊牧民との対立と融和を繰り返して、
曲がりなりにも国体を保ってきた文明を、
>「脆弱」と断言するのは客観性と公平性を甚だ欠いていると言わざるを得ない。
>そりゃ中共の民度の低さ
(それだって欧米的価値観に多いに拠ったものだが)を
不快に思うのは無理ないだろうけどさ。
まあ、いいたいことは理解出来ないこともない。
しかしながら、文明のソフト的側面を保ってきたからといって、
それが文明の強固?さにつながるなんてとてもいえない。
文明のエッセンスを受け継いでいくが、
その主要プレイヤー(民族)が変更していったのは欧州もそう。
ギリシア文明からローマ文明、そしてルネサンスへと
欧州はその文明の中心を変えていったが、
見方を変えるなら全てギリシアの派生文明だ。
アルファベットしかり、ラテン語しかりと未だに大きな影響が残っている。
それらをひっくるめて欧州文明と括ってもいいぐらいだ。
中国も一緒。漢民族が強固に政権を維持していたのなら未だ判る。
だが異民族に絶えず支配を受け続け
その文明を継承して使っていただけの話。
完成された統治機構をそのまま使った方が便利だからな。
単にそれだけの事だ。
それをもって国体?(これもあやふやな用語の使い方だ)を
維持してきたなんて観点の違いでどうにでもいえる、としかいえんよ。
94 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/06(水) 20:21:07 0
>>88
あと、19世紀に限らず、大航海時代以降の欧州の発展は
別に白人や欧米の人間が殊更優れていたという訳でない、という主張は同意。
単に社会的発展と、経済的動機が一番早くマッチされ
経済・政治的革命が進んだ地域だったからに尽きる。
それと地理的要因とイデオロギ(宗教)が
それらの発展を阻害しなかったから、に尽きるだろう。
あと欧州は中世の暗黒時代、
あんな生ぬるい貴重な時代を過ごした、というのは同意出来んな。
絶えず続く諸民族の流入がローマ帝国を崩壊させ、
続くノルマン人など北欧バイキングが欧州を席巻している。
イベリア半島はイスラムの手に落ち、バルカン半島もしかり。
フランク王国の成立後を取ってみても、
如何に欧州が不安定地帯だったかがよく理解出来るだろう。
ルネサンスも
ギリシア文明の遺産を受け継いでいたイスラム文明の刺激を受けたからこそ。
それ以前の暗黒時代には、ローマ時代などの高度な知識体系は
全て失われていたのだから。
これを以てしても何処が生ぬるい? 事実は逆もいい所だ。
壊滅的打撃を受けた、といっていいぐらい
文明レベルが下がった、といってもいいだろう。
ルネサンス後も宗教改革に始まる、峻烈を極めた虐殺が絶えず起こっている。
逆にいうなら、絶えず戦争や紛争、疫病によって
欧州の人間は闘争というものに鍛え抜かれた、と
いってもいいのかもしれない。
蒙古の地獄の釜もあるが、
それに代わるイスラムの圧力、その他宗教紛争をも考えんとな。
ちんたら発展はしてないよ、欧州もな。
98 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 01:21:50 0
>しかし、もし欧州が支那周辺(支那"本国"ではなく)と近ければ、
>遊牧民の怒涛の侵攻に容易く呑み込まれていただろう。
>前近代でそれを防ぐには支那のような「野蛮」な大規模集権的統一政権以外に方法は無い。
それだと例えばポーランドがタタールに征服されなかった理由が全く説明できないな。
99 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 08:44:41 0
単に攻勢限界ってとこだろ。
100 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 09:05:19 0
>>99
ジョチ・ウルスの勢力圏と隣接してたんだが
104 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 11:17:41 0
>>100
ジョチウルスは訳語こそ国だが実際は方面軍だろ。
102 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 10:49:40 0
チンギスハンの遺産相続 (全129個の千人隊)
<東方三翼>
・カサル(一個)
・カチウン(三個)
・オッチギン(八個、末子相続)
<西方三翼>
・ジュチ(四個)
・チャガタイ(四個)
・オゴタイ(四個)
<中央>
・トゥルイ(百一個?、末子相続)
103 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 10:57:01 0
攻勢限界というより、蒙古帝国の本部が混乱したことによる面が大きい。
バトゥの大征西は決して片手間などではないのだが、
やはり主力は東亜方面に向けられていた。
101 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 10:19:39 0
ローマ帝国がゲルマニアを征服できなかったのと同じでは。
105 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 13:30:31 0
>>98
もっと近ければ簡単に呑み込まれていたと思うが。
欧州軍が格別弱いとは思わんが(特に異教徒に対しては鬼畜じみてる)、
当時のモンゴルは反則的。
107 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 21:05:34 0
>>104
匈奴など中国辺境の遊牧国家より規模や勢力で劣っていたとは思えないが。
キプチャク草原の勢力としてはフンやハザールより強大だろう。
>>105
「もっと近ければ」ってウクライナ南部からルーマニア北東部あたりまで
古代から遊牧民の勢力圏だったわけだが。
108 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 21:35:13 0
>>107
遊牧民一般と、モンゴルという歴史上特定の遊牧民族は別だよ。
モンゴル帝国が、もし嘗てのスキタイの根拠地とされるあたり
つまりウクライナからカスピ海沿岸の草原で勃興していたら、
おそらく極めて早い時期にヨーロッパロシアの極北を除く
ほぼ全土は押さえられていただろうし、
ブリテン島以外のヨーロッパもどうなっていたか分からない。
その意味で、モンゴルという特定の民族にとって、「ヨーロッパは遠すぎた。」
ただ、この場合は、いくら草原であっても
ウクライナよりずっと気候の厳しいモンゴル高原まで進出しようとは、
そもそも考えもしなかった可能性さえあるけどな。
109 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 21:44:35 0
>>108
>>88はモンゴル帝国ではなく「遊牧民」のことを言っているようだが?
127 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/16(土) 14:33:25 0
>>107
モンゴル高原は世界最大の遊牧勢力の生存権。
ウクライナやルーマニアなどはモンゴル高原ほど巨大な勢力ではない。
そんなことは歴史を眺めていればわかることではないか。
遊牧勢力で東から西に流れる勢力は多いが、
西から東に向かう勢力は殆ど存在しない。
136 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/20(水) 03:48:45 0
>>127
>遊牧勢力で東から西に流れる勢力は多いが、
西から東に向かう勢力は殆ど存在しない。
いや、東に向かった遊牧勢力が中国に同化されたから、
そう見えるだけであって
蒙古、女真、契丹の例以外にも
突厥、匈奴、鮮卑、氐、羌など東に向かって移動して
中国に国を建てた例は多いよ。
137 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/20(水) 08:29:26 0
モンゴル高原→中国ではなく
キプチャク草原→モンゴル高原という話ではあるまいか?
106 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/07(木) 14:50:42 0
ハンガリー(フン族からきている)、フィンランドの名前の由来などを考えたなら、
遊牧民族の侵攻がどれだけ欧州を侵していたかがよく判る。
まあ、最果ての地だった事、ひじょーに貧しい不毛地帯だった事も手伝って、
侵略者のモンゴル人にとって見たら西ヨーロッパは征服するのに
あまり魅力が無かっただけなのかもねw
侵略する前にモンゴル帝国が巨大になり過ぎて自己崩壊したってのもあったが。
119 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/15(金) 20:03:28 0
>>106
ハンガリーやフィンランドが「フン族発祥」というのは俗説。
133 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/16(土) 16:47:10 0
>>119
今住んでいる民族が、フン族と直接関りがなくとも、
名前の由来である事とは別の話なのだが・・・・・・・・
71 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/01(金) 16:53:01 0
>>65
それは熱帯に限った事ではなくて、
中国や他の非欧州温帯地域においても同様の結果となっている。
(つまり植民地化)
日本だけ殖民地を逃れ、すぐさま追いついた特殊性を逆に考えるべき問題だろう。
まあ、簡単にいうなら、
熱帯には欧州の望む最大のモノ(即ち香辛料)があったから真っ先に狙われた、
というのもあるだろうな。
日本は地理的に欧州から最も遠くに離れており、
且つ大陸諸国と違って極めて独特の発達を遂げた地域だった、
というのもあげられるだろう。
一番産業化において必要十分条件に挙げられるのは
プレ資本家層と呼ばれる階級が社会を構成する事。
具体的には他人を雇って商業生産物を生産し、それが大量に流通する、という社会だ。
そうする事によって各種の為替取引や信用取引など
近代的な商制度が整備されて始めて更なる需要が生まれ
近代化への必然に繋がる、という訳だな。
アジアの各諸国を見回っても、
中国の極一部地域・ある時代を除き、
日本以外は欧州に比べて500年から1000年は遅れており、
古代的中央集権国家のレベルで止まっていた。
それらの諸国の開明派(一部のインテリ層)がいくら改革を行おうとしても、
社会全体が全くついていけなかった。
だから日本しか成功出来なかったのであり、
その他の諸国は植民地支配を受けるなどの屈辱を味合う事になった訳だ。
これらを考えるなら、熱帯だけ特別なカテゴリとはとてもいえないな。
73 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 17:05:52 0
中世のイスラム文明、近世のモンゴル文明は、
当時の暗黒半島である欧州よりよっぽど先進地帯だったが。
500年から1000年は明らかに誇張が過ぎる。
19〜20世紀が欧州がやりたい放題やってた時代で、それ以前にそこまでの差はない。
75 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 17:23:46 0
中世は暗黒だと言われているけど、
ルネッサンス以後の人たちが過度に強調しているだけじゃないかと。
戦前は軍国主義で自由などなかったというイメージを抱いている人が多いが、
そのような時期は戦争前のごく一時期で、民主主義も機能していたし。
84 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/02(土) 14:08:33 0
>>73
人間はその芸術作品、
一部の思想家や学者などを見て社会全体を評価する傾向があるが・・・・・・
それと社会の成熟度は別個のモノとして考えんとな。
貨幣経済の発達、
信用取引、
為替制度の整備、
統一市場の形成、
中産階級の発生などはそれらとは次元の異なるモノ。
今でもマトモな信用取引、金融市場が成立し得ないイスラム
(宗教的禁忌により利子が否定されている文明)
や
民度の問題により成り立たない中国
(金融市場は兎も角、彼らの間には現金決済しかありえない。
売り掛け・買い掛け金など回収不能w)
など、
その意味で間違いなく西欧社会において数世紀の差があるといえるな。
70 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/01(金) 16:51:41 0
なぜアジアの人口は他の地域に比べて多いのかを考えよう
76 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/01(金) 17:37:13 0
>>70
一神教圏に比べて歴史的に貧富の差が大きく
貧困層は将来の財源確保のために子供をたくさん生む
だから今はアフリカでも不安定な国ほど出生率が高い
77 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 19:49:11 0
>>76
インドはどうかしらんが、中国は開墾と共に人口増やしたんだろうが…
緑の革命以降の爆初的な食料増産以降はともかく、
それ以前は可耕地域=人口扶養力だっちゅーの
82 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 10:19:16 0
>将来の財源確保のために子供をたくさん生む
>だから今はアフリカでも不安定な国ほど出生率が高い
考え方が中国そっくりだったわけだな。
85 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/02(土) 17:02:01 0
>>76
出生率、平均寿命、人口増加率はアジアより中南米の方が高いよ
78 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/02(土) 01:47:28 0
熱帯の膨大な森林資源って雑多すぎてまともに利用できないでしょ
79 名前:杜生さん[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 03:40:29 0
>>78
毎年どれだけ大量のの木材資源が熱帯原生林から伐り出されていることか…
そしてどれだけ広大な森が姿を消していることか…
80 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/02(土) 09:14:44 0
生産と交易手段の問題。
近代以降は工業生産、倉庫保存と船舶輸送に有利なところが先進。
中世は何故ステップ地帯ばかりで文明が発展したかってのと同じ。
83 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 11:37:31 0
>>80
近代以前は陸の時代。モンゴルが典型的。
近代以降は海の時代。ロシアも不凍港を必死に求めていた。
81 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 10:12:01 0
暑いと考えるのがイヤになるじゃん。そんなところで文明なんか発展しようもない。
90 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/06(水) 18:25:34 O
自分で育てなくてもバナナが勝手に生えてくるのに、文明はいらんわな
91 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/06(水) 18:38:29 0
現在の学会では、気候風土を近代化の障害として論ずるのは
タブー視されているのですか?
117 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/15(金) 00:32:40 0
熱帯では欲は苦しみの元になるので財産一切捨てて欲を捨てる修行を行う。
冬のある地帯でこれやったら一年以内に死ぬよ。
120 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/15(金) 21:17:41 0
>>117
釈迦が生涯を過ごした地にもそれなりに冬はあったし、
日本にもそんな修業をしていた椰子はそう珍しくはないんだが
121 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/16(土) 10:08:31 0
南国にはなぜ男尊女卑・マッチョ文化の国が多いんだろう。
122 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/16(土) 10:41:45 0
>>121
体力だけで解決できる事が多いからかと
110 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/13(水) 03:46:53 0
最近部屋のクーラーが壊れた
熱いとやっぱり頭が働かないよな
勉強なんてする気も起きないや…
111 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/13(水) 06:40:15 0
もう冷房入れているの?
112 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/13(水) 07:43:20 0
>>110
どこにお住まいかな?
少なくとも東京近郊なら、自宅では未だ不要だな
113 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/13(水) 10:17:27 0
勉強しない言い訳をしてるだけだろ
115 名前:110 投稿日:2007/06/14(木) 00:35:16 0
静岡に住んでる
冬は暖かいけど夏は暑い
夏はさらに暑くなってコートアイランド現象の都心並の熱さになる
なるほど静岡と沖縄で首相排出が無いのは
夏は暑くて勉強に不向きだからではなかろうか
116 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/14(木) 00:50:01 0
戦後共産党が政権取ってたら
沖縄出身の徳田が最高権力者に上り詰めていたはずだが。
118 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/15(金) 16:34:17 0
>>115
静岡はホンダ、ヤマハ、カワイ、スズキ、タミヤと
世界的企業が育ったからいいじゃないか。
120 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/06/15(金) 21:17:41 0
>>115
静岡より温暖の地はニッポンには幾等でもあるから苦しいな
114 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/06/13(水) 13:55:29 0
そういや北海道の北東部では、フェーン現象で
軒並み30度を越える暑さになったらしいな。
南西部と10℃も気温が違ったらしいw
147 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2007/06/23(土) 12:27:31 0
あと一月もすれば、発展しない理由も実感できるだろ
あれが年中続くんだから。クーラーは禁止な。