不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「どうか石を投げないで」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
まぁ、チハたん仕様なセンセーは天の恵みをしこたま使わない事にはどうしようも無いし、使ったところでチハたん仕様が桜花仕様に代わるだけで盾を装備出来ない打たれ弱さは本編クリア前ではどうしようも無いそうなので、諦めて先に進む事にする。
拝殿部を越えた先に聳え立つのはからくり御殿。先ずは本丸から攻略していく事になる。スーパーゲイズが相変わらず出現するし、ドロップアイテムを燃やす鬼火達磨が中層で猛威を振るう。そして高層では呪いが嫌らしいゴスンドールに炎が痛いスカイドラゴンと多様な嫌がらせを以って一行を待ち構えている。呪いを受け、装備を封印され、炎に焼かれながら突き進んでいく訳だが、相変わらず別段苦労という程の行程ではない。何と言うか、ダンジョンが細切れになり危険と隣り合わせし続ける緊張感が低下、更には満腹度を三人分使える様になったお陰で不思議のダンジョンシリーズ最大の敵の一つだった飢え死にの危険が減ったから、どうしても難易度が今一つなんだよなぁ。余程ミスが重なったり不運に見舞われない限りはどうとでもなる難易度の按配というか。その割には旅仲間の誰がやられても敗北判定喰らう上に若干一名は打たれ弱い事この上無く、更にはAI任せにしていると全然役に立たない有様。だからといって全員操作はとてもではないがやってられないという面倒臭さ。結局、そこそこ以上の装備をつけて通路の角辺りに放置して、探索自体は単独で行った方が煩わしく無いんだよな。せめてAIがもう少し賢く立ち回ってくれれば、或いは三人全員やられるまで全滅フラグが立たない様な仕様ならば、もう少し伸び伸びと遊べる気がするんだが……
まぁ、仕様に文句を言うよりは仕様を遊び倒す方が建設的だろうから、愚痴はこの辺りにしておいて、とっととボスを一方的に虐殺する。今回は部屋自体が敵という久し振りの変則ボス戦となっている。まぁ、15ピースパズルの様に動く床を掻い潜りつつ、固定ダメージ30の貫通レーザーを打ち込んできたりモンスターを落としてきたりしつつ時折部屋の辺縁部をスライド移動する砲台を破壊するだけの単純作業なのだが。10数回殴ってやるとおk。固定ダメージなので、いつもは役に立たないセンセーを突っ込ませて二刀流でタコ殴り、残りの二人で石でも投げていればあっさり片付く。
さて、今回のボス戦前後のイベントで、またもや謎が解き明かされてしまった。よもや風来のシレンシリーズでパラレル・ワールド論が堂々と単語も変えずに語られるとは思わなかった。もう少し台詞回しに気をつけた方が良いのではないだろうか。前にも言ったが、直接日本神話や昔話を持ち出すのではなく、旧来において触れられていた世界観に併せてアレンジするとか、パラレル・ワールドにしても平行世界と和訳するだけで多少は印象が代わると思うんだがなぁ。