不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「うん、それ無理。」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
尤も、言うなれば劣化版もっと不思議のダンジョンなここをこなせずして、今後に控えるヲチミヅ峠やツヅラの迷宮に挑める筈も無いのだから、この程度は楽々スキップでも刻みながら越していないと駄目な気もする。いやまぁ、気を抜けば急転直下で死が待っているのがローグライクの恐ろしさではあるが。運だけじゃ駄目なんだよな、最初と最後で最もモノを言うのは確かに運ではあるけれども。
今回は序盤で錆避けと眠り避けに毒避け、それに壁抜けとどうでもいいけど裏道の各腕輪を拾い、更には一つ目殺し+1とどんぶりの盾+2を確保する事に成功したのが勝因と言えなくも無い……が、我ながら貧弱な装備だよなオイ。尤も、運と勘と読みが冴えている時とは存外引きは中途半端でもどうとでもなるものではある。後は道中での定石通り序盤に焼き御握り生産と中層での武具合成、更には終盤を勘便りで階段直行便に進む事で全30階層の踏破に成功した訳である。最後の最後は流石に手に汗を握り続ける状態だったなぁ。
次に挑んでいるのは当然ヲチミヅ峠。先の竹林とここをクリアする事で便利救助パスによるアイテム収拾がかなり楽になる故に、どうしてもここもクリアしておきたいところだろう。しかしながら、未識別度が標準のもっと不思議のダンジョンのそれに設定されており、更には見通し抜群の壁無しダンジョン≒浮遊系モンスター殺到仕様である本ダンジョンの難易度は竹林の比では無く、歴戦の兵(且つ本作をクリア後まで遊び倒す忍耐力を持つ)シレンジャー達をして『難易度的には本作最凶』とまで言わしめる程である。
Q.そんな難しいダンジョンを、サヌキノ竹林で散々苦戦していた人間がクリア出来るのか?
A.頑張れ。
が、頑張るしかないよなぁ。本当。