思い出の作品達 第百七十八回 「Age of Empires 2」

Microsoft Age of Empires 2 Gold Edition

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マイクロソフト 2001-11-02
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 通称AOKAOC。高校時代にしこたま対戦に勤しんだ作品を挙げろと言われれば、これを忘れている訳にはいかない。一体、何十時間をこれに注ぎ込んだ事か。深夜と言えばコレとUOIRCの馬鹿チャットに感けていたあの頃、今は何もかも懐かしい。若さと寝不足気味の妙なハイテンションで形成されるカオスな空気は、絶対今じゃ真似出来ないだろう。
 
 という事で、俺の青春を捧げちまった作品が一つ。(今尚プレイヤー数は何だかんだで残っているが)一昔前に一世を風靡した名作RTS
 プレイヤーは各々用意された各種文明 〜初期ボーナスや研究できる技術、特有ユニットが異なる〜 から一つを選び、食料などの各種資源を集め、人口や戦力を拡張させていき、技術を研究し時代を進め、他文明を軍事的に圧倒していくというのがゲームの目的となる。言わば、征服エンド限定のリアルタイムCivilization。ターン制SLGの極地とも言うべき作品を見事にRTSとして昇華させたのは賞賛に値すると言わざるを得まい。殊に、マルチプレイモードにおけるリアルタイムで事が進む楽しさは腕を磨けば磨くほどに増していく麻薬的要素を含んでいる。
 勿論、マルチプレイモードのみならずシングルモードも大変充実しており、史実を再構築したキャンペーンモードでは、世界各地の英雄の波乱万丈の生涯からピックアップした物語を楽しむことが出来る。エル・シッドとかフリードリヒ・バルバロッサとか、地味に好きで何度繰り返した事か。
 
 因みに、当時の俺はゴート使い。尤も、ヘタレだったので序盤のラッシュを受けると大概立て直しに失敗してそのまま負けてしまったりしていたっけか。兎にも角にも対戦しても1プレイが短かったのを覚えている。最初の頃はHCCC(町の中心→農民生産×3)も知らなかったから、領主入りすら覚束無かったっけか。まぁ、猿の様に毎晩やり込んでいたから段々慣れていけたけど、基本的にマウス操作中心だった(癖にマウス操作もどん臭い)からヘタレのまんま、ぬくれなければ死亡って感じだったなぁ。組んだ相手次第で勝ったり負けたりといった感じ。
 
 既に発売されて久しく、プレイヤー数も(一時期に比べて大きく減少したと言えども)かなりの数がいる為、初心者向けのFAQやプレイに当たっての定石等の解説、或いはリプレイファイルのアップロードもかなり為されているので、今から始めても十二分に楽しめると思う。最近の作品に比べて動作環境も軽くてすむので、RTSに始めて触れると言うのならば、先ずはこの作品を強くオススメしたい。