思い出の作品達 第百八十一回 「ポケットモンスター 赤・緑・青」

ポケットモンスター 赤 / ポケットモンスター 緑 / ポケットモンスター 青

ポケットモンスター 赤
ポケットモンスター  赤
任天堂 1996-02-27
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 90年代半ば以降において、新たに任天堂を支える強固な柱となった当に『モンスター』級のシリーズが原点。
 全世界でシリーズ累計1億8000万本以上、マリオに次ぐ数字は新たな任天堂の屋台骨と呼ぶに十分相応しいと言えるだろう。
 携帯機の特性を活かしたシステム、親しみを覚えるキャラクターデザイン、単純に見えて突き詰めると恐ろしいまでに広がるやり込み要素。
 携帯機向けRPGの進化の果てとして満を持して世に送り出された作品……後付で解釈すればそうなるかもしれない。
 
 そもそも、初動の低さから言えば本作がここまでの伸びを見せるとは当時誰も思いもしなかっただろう。
 知名度補正の無い本作は、始めはひっそりと口コミでユーザーの間で密かに流行っているに過ぎない、よくある『隠れた名作』の一つに過ぎなかった。
 だが、本作の高い完成度と優れたゲーム性は口コミの枠を超え、初動からの予測を遥かに超える店頭在庫消化を見せ始め、作る端から売れて行くロングランの傾向を見せ始める。それは売れに売れ続け、アニメ化・漫画化に続編製作と、単発で終わるかもしれなかった名作は、遂には伝説へ至った。人事を尽くして運を天に任せていたら、空前絶後の大当たりを掴んでしまった、と。
 

401 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 01:53:55 id:knuJ4wgn
 万に一つって可能性が
 実際どういう風に運がいいと起こりうるんだろう。
 

 403 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:06:18 id:YcL20SQ8
  >401
  たまたまスタッフがギャグで入れたデータが、
  たまたまゲーム中にもちょっとだけ話が聞けるようになってて、
  たまたまバグでそれが発見されて、
  たまたまそれを投稿された雑誌の編集者がいたずら扱いせずメーカー確認とって、
  たまたまじゃあそのデータをプレゼントする企画でもやるか、と思って五名募集したら
  たまたま10万通応募があって
  たまたま伝説が始まるくらいの運のよさがあればひっくり返せる。

 
  409 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:38:01 id:iRRmx8v4
   >>403
   何そのゲーム史上唯一無二の奇跡。
 
   413 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:42:11 id:knuJ4wgn
    >>409
    え、実話?
 
    414 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:44:04 id:iRRmx8v4
     >>413
     実話も何も
 
     ポ ケ モ ン 伝 説 の 始 ま り
 
     ですが何か?
 
     そんな会社に喧嘩売ったんだよSCEは……
 
    416 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:47:39 id:CtATy8B/
     >>413
     ポケモンやってない人間でもあの話は有名だからなぁ。
     それまでは初期ROMを破壊してまでもミュウを出そうとする輩が続出したとか
 
     415 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:46:16 id:knuJ4wgn
      まさかミュウの事?
 
      417 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 02:54:36 id:iRRmx8v4
       >>415
       YES。人の力でどうこうできるレベルの話じゃありません。
 
       組長の言うとおり最後に物言ったのは運だった、という……このころから天狗がついてたんだな。
 
 引用元:Bダッシュが消えた日にハード・業界板、PSP真剣スレの一部抜粋 その21より
 
 任天堂はガチでレジェンドだから困る。

 
 とまぁ、伝説部分が強調され今に伝わっている訳だが、冒頭で書いた様に伝説を生み出したのは単なる偶然のみではなく、本作における高いゲーム性と携帯機の特性を活かしたシステムにこそある。
 例えば、PSP躍進の原動力を担ったといわれシリーズ内としても大ヒット作に伸し上がった「モンスターハンターポータブル 2nd」だが、この作品の面白さはゲーム自体が持つ麻薬性(各種素材とそれを必要とする武器防具の収拾、並み居る強敵を屠りその大きさ=スコアを競う達成要素)と同時に手軽に知人友人と集い協力し合える仕様を搭載した事をこそ言及されているのをよく目にする。
 多少ジャンルは違えどもそれは、本作「ポケットモンスター 赤・緑(・青)」が売れた理由へ丸々当てはまると言っても過言ではないだろう。150匹+1匹という数のポケモンを収拾・育成する楽しさ、鍛えたポケモン同士を用い通信ケーブルを通して対戦する楽しさ、対象年齢層を選ばない単純且つ奥深いシステム設計の妙(表示される部分=ステータスとされない部分=努力値・固体値の取捨選択)。これらが存在していたからこそ、大ヒットの土台となり得た事に疑問の余地は少ないだろう。そして、最後の一ピースとしてバグ技とそこから発展したミュウのプレゼント企画が存在していた訳である。
 
 初代ほどの爆発力こそ無くなったが、今尚メディアミックスの恩恵と期待に応えるゲーム性に応え、驚異の売り上げを持続している同シリーズ。
 その始まりは、13年前にひっそりと世に送り出された。