テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士 「零零零」
半年前は狙い過ぎで萎え気味だったマルタも、間を空けてプレイすると案外慣れている自分に気が付いて軽く鬱。
さて、本章ではロイドの悪行についてのネタ晴らしによって、作中で引っ張ってきた謎が一つ解決をみる。また、ヴァンガードの目的等も明かされ、徐々に物語の核心部についての概要が見え隠れし始める事になる。だが、同時にエミルの変調や新たに得た必殺技、またその辺りに纏わるリヒターの謎めいた発言など、新たな伏線が幾つも張られる事となり、ロイド(真)の方のセンチュリオン・コアに対する執着など、新たな伏線や解決していない謎などもまだまだ残っており、残り３章分で如何に風呂敷が畳まれる事になるのか、目が離せないところだろう。個人的には『前作終了後の世界を舞台にしたスピンオフ作品』としての設定をイベントやスキットで上手く使ってるなぁ、とか感じた。魔導砲についての件とか、(本章以前の登場時も含めた)ゼロスのロイドに対する全面的な信頼とか。ただ、その辺りの前作設定絡みの発言があくまで『(作中でフォローが入る部分もあるが)プレイヤーが既に知っている事をある程度前提としている』のは賛否が分かれる所だろう。まぁ、この辺りは続編モノの構造的な問題だから仕方ないのかも知れないが。
また、本章では序盤に擦れ違ったまま姿を消していたアンソロジードラマCD主人公、ゼロス・ワイルダーが漸く(一時的に)パーティキャラクターとして参加する事になる。クラトスのコンパチキャラだっただけあって、全体的に(前作よりは弱体化している気もするが)使い勝手の良い強設定なキャラクターとして道中使い倒す事が出来るだろう……まぁ、俺は明夫使ってたけどな。
しかし、一週目の第五章クリア時点でプレイ時間60時間弱。
……この作品って、確かあっさり終わる筈じゃなかったっけか。
(モンスター収集やクエスト攻略に熱中し過ぎなだけだがな。)
