リーガル・ハイ
久々に面白いドラマだったなぁ、二期は微妙だったけれども。
という事で、今をときめく人気俳優である堺雅人の代表作と言うべき名作ドラマ。
無論、もっと挙げるべき作品はあるのだが……アレ、原作者怒らせて二期出るか微妙って話だからなぁ。本当にフジテレビはロクな事しないよなぁ。海猿の一件から全く進歩してねぇというか、原作者に対しての遇し方がまるで判っていない。少しは学べよ。本当に。
さて、本作は法廷を舞台にした痛快活劇であり、実在の司法とは殆ど関係無いといって良い程に自由奔放な描写が売りのドラマである。何というか、酒を入れつつ『こんなんねーよwww』と草を生やしながら突っ込みを入れつつ観るのが正しい楽しみ方と言えるだろう。大体、創作物における司法なんてド派手に脚色しないと物語的にダれるだけだしな。現実に即した裁判なんて、再現ドキュメンタリーでもなければ必要無い。
個人的には堺雅人は武士の家計簿でみせた様な演技の印象が強かったのだが、本作を観た後はもうそれこそ半沢直樹すら古美門に見えてくるから困ったものである。