最後の幻想

眠い、眠すぎる>>挨拶


さて、非常に眠いのだがどうしてくれようか?(現在午前八時半)
・・・どうするも何も、用事があるため起きる以外の選択肢は封じられているのだが。世の中理不尽である。際立って私辺りが。


さて、最近思ったことを少し。
ファイナルファンタジー(以下FF)のラスボスが何故か世界の破滅を望む傾向にあるのは何故か?そんな疑問をWEB上で見かけたので、少し考えてみた。


まずは、既存の11作+3作にてラスボスと呼ばれる者達の行動指針をおぼろげな記憶を頼りに列挙してみることにする。


FF1 カオス:歴史改変、クラインの壷的な時空の維持
FF2 皇帝:世界制覇
FF3 暗闇の雲:無への回帰
FF4 ゼムス:世界制覇?
FF5 エクスデス:世界制覇→無への回帰
FF6 ケフカ:世界支配
FF7 セフィロス:星の活力による超越化?
FF8 アルティミシア:時間圧縮
FF9 永遠の闇:無への回帰?
FF10 シーモア:死
FF10-2 シューイン:八つ当たり
FFMQ ダークキング:無への回帰?
FFT アルテマ:破壊
FFTA 未プレイの為不明


個人的な記憶に頼っている為、相違点もあると思うが、大体このような感じだった。
ついでに言えば、ラスボスではないキャラクターがキーパーソンとして動いていたストーリー(FF9のクジャやFFTの各種使徒)の場合はラスボス自身の意思はストーリー的に余り関係のない様な気もするが、そこら辺はこの際無視しておく。


さて、上記13作品を見渡すと確かに「無への回帰」等に見られる「自分以外の存在なんてどうなっても良いや、寧ろ自分自身もそこに加える勢いで」といった思想を持った危険人物が軒を連ねているように思える。付け加えるなら、大概の場合「何故その様な思想を持つに至ったかをストーリー上にて明らかにされていない」輩ばかりである。


ここから考えられる仮説は、主人公達を結果からではなく前提として「正義」とする為に、前提として悪であると断言できる「絶対悪」としてのみラスボスなりそれに類する存在が準備されているからでは無いだろうか?というモノである。と言うか、多分これ以外の理由は無いと思うが。
色々と気を衒ったストーリー展開ではあるが、根本的にはやはり王道を往くものでしかないわけである。まぁ、多くの人に好まれ受け入れられ売れるからこそ王道であるわけだが。


・・・となると、松野の書くシナリオはFFっぽく無い事になるわけだが、FF12は大丈夫なのだろうか?
まぁFFTが大丈夫だったのだから大丈夫なのだろうが。