趣味でゲーム系Youtuberをやっているものだ
日記:底辺Youtuberデビューしていたりする
・はてなふらいふりー - YouTube
・flyfree - ニコニコ
単に動画を上げるだけで名乗っていいなら、確かにデビューしている。どこにでもいるおっさんの、何の編集も企画性もない、ごく普通のプレイログ的なゲーム動画なので、再生数全然回らんのだが。この半年で学んだのは、このレベルの手抜き動画だと
しかし、動画を録るだけなら数千円程度出してキャプチャ機器を一つ買って繋ぐだけでゲーム動画の収録が可能で、そこにPCなりスマホなりの端末とやる気があるなら誰でも一攫千金を夢見ることができるというのは、ゲーマーとして夢がある話ではないだろうか。誰もが夢を見ていた、というか今もなお現在進行形で多くの人間が夢見る『ゲームやってるだけでお金が稼げる』世界の入り口がそこにあるわけである。なお、入り口はあってもそこから先は地獄のように長い苦難の道のりが待っているわけだが。それこそ、一般人なら学校の勉強してごく普通に就職活動して一般的な就職活動してサラリーマンやってる方が絶対的に楽なレベルで。
ただ、日々何となく遊んでいるゲームの記録を目に見える形で残せると言うのは、なんか楽しい。こんなネットの片隅でブログやってるような人間にとっては結構相性のいい趣味なのかもしれん、底辺Youtuber。
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ゲーム:元々群像劇として結構好き
上記の通り、今年から底辺Youtuberデビューしたわけだが、その結果として得たものが一つある。
【積みゲー消化のモチベーション】
何せ、未だにシュリンクも切ってない新古品状態のゲームソフトが視界に入るだけで数本存在しているような、ゲーマーを名乗るのも烏滸がましいレベルの無気力人間にとって、『動画を上げないと』とか『動画シリーズ始めたからには表ストーリーだけでも完結させないと』とか、ゲームを起動する理由が存在してくれるのは日々の生活にも張り合いが出る……など趣味と自己満足な義務感の混ざった謎のテンションでこの夏遊んでいた作品の一本。Youtubeの動画シリーズ説明文にも書いたが本作が既に5年前というのが中年のおっさんの時間感覚を自覚させられる。いや、俺の感覚ではもっと最近の作品なんだけど、コレ。その5年の間に【既に同じ開発スタジオでもう一本聖剣伝説が発売されて、それが実は聖剣伝説5だった】とか【その開発スタジオは中国資本が方針転換で資金を引き上げたので解散した】とか色々あったことをこれを書く前にさっと検索して初めて知った。まぁ、リメイクに続編も何もないのでそれはどうでもいいんだが。というのも、本作は最近旧作をリメイクしまくっていることに定評があるSQUARE-ENIXのリメイクガチャの中ではかなりの当たりではあるし、そもそも原作も俺自身全ラスボス撃破したり複数回の周回プレイする程度には遊び倒した名作ではあるのだが、それはそれとして本作も原作も過大評価気味な作品だろうとも思っている。あくまで【原則として本作は楽しく遊べる名作だ】という前提に立った上でのいちゃもん付けであるので、ご留意いただきたい。
まず、第一に【シナリオが薄っぺらい】。というか【コレジャナイ】
原作をプレイしていたときにはそこまで気にならず、むしろボリュームに満足していたはずなのだが、フルボイス化したことで気付かされる薄っぺらい/唐突な台詞回しとシナリオ展開。精霊集めや神獣狩りぐらいから言語化できないなりに徐々にそんな印象が強くなっていたのだが、クリア後の追加シナリオあたりはシナリオの薄いというか拙いというか、コレジャナイ感が非常に強かった。アンジェラとリースがいたから耐えられた感が強い。やはりおっぱいは正義である。
次に【強化されても殴ってりゃ勝てるし】な戦闘バランス、これは俺自身アンジェラルートしかプレイしておらず操作キャラの9割がアンジェラだったことが前提。いや、操作キャラクター変更ができるといってもルート主人公をメイン操作キャラにしたくならない?
それで、俺のように日々に疲れ反射神経が衰え最近では眼も弱り始めたおっさんにとっては、派手な難解アクションよりはボタン連打でもどうにかなるし、ちょっとした工夫で格好良い動きが演出できるポチポチゲーではない程度には動けるARPGなのは非常に有難いのだが、それはそれとして最近の世代にこれが刺さるのかと言われると疑問符を付けざるを得ない。何というか動きが全体的に遅めな印象、まぁだからこそ俺のようなおっさんが楽しく遊べているとも思うのだが、それはそれとしてもっさり感は否めない。アンジェラが操作キャラで後半は後半はエインシャントぶっ放してただけのおっさんに文句つける資格があるのかどうかとも思うが。せめてリースか野郎どもをガッツリ触ってからじゃないと評価できないとは思う。
最後にロード時間。地味に多い印象だが、コレは比較対象がSFC版なので完全にいちゃもんだとは思う。それでも(本作に限らず最近のSQUARE-ENIXの作品の大半って)ロード画面多くないかとは思う。PS時代と比べてもロード短縮頑張ってない感がある。TIPS付きロード画面出しておけば許される感出してないか最近。
とまぁ、思いつく限り文句は言ってみたものの、逆説的に言えば上記の文句を抱えながらも一通り最後まで楽しく遊べる程度には楽しい作品であることには間違いない。人に勧められるかどうかと問われれば、少なくとも同年代のSFC時代を知る人間には遊ぶ価値はあると言い切れる程度には面白かったと思う。少なくともグラフィック面については非常に宜しいので、それ目当てだけでも十分遊べることは間違い無いだろう。問題はそれだとキャラクター選択の幅が4通りしかなくなることだが。
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ゲーム:思い出の作品達リブート「聖剣伝説3」
ということでオリジナル版についても触れておこうと思う。
元々聖剣伝説シリーズは、その初代作がGBにて『ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説』と銘打たれているように、崖っぷちから奇跡の逆転満塁ホームランを決め、ドラクエから爆裂していた90年代RPGブームの波に乗って世に出されたSQUAREの脇柱の一本。『ファイナルファンタジーUSA』と同様にFF要素がどこにあると突っ込みたくなる作品であった。いやまぁ、FFUSAはアイテムや魔法なんかの固有名詞の体系はFFではあるし、初代聖剣伝説もディレクターやデザイナーは初代FFスタッフ関わっているから要素がないわけではないと言えなくもない。無理筋過ぎるとは思うが。兎にも角にも、メインストリームのFFに対して打ち出された第二・第三の矢のうちの1本。ただ、SQUAREの初ミリオンヒット作品である『魔界塔士 Sa・Ga』と同様に本作もまたSFC中期以降のSQUARE黄金時代と呼ばれる同社のブランド価値を担う作品シリーズの一つに成長していくこととなる。
さて、シリーズを躍進させ、【SQUAREの名作ARPG】というブランディングを確立させた前作『聖剣伝説2』の後を受け、爛熟した後期SFC市場に投入されたのが本作である。そして、後期SFC×SQUARE=圧倒的グラフィックスの公式が本作にも成立している。『ファイナルファンタジー6』『バハムートラグーン』『ルドラの秘宝』『トレジャーハンターG』などと並んで、明確にSQUAREの強みが全面に出ている作品の一つと言い切ることが出来るだろう。前作から大きく向上した操作性、倍に増えた操作キャラクター、ややもっさり感は拭えないものの相変わらず直感的に操作しやすいリングコマンドシステムなど、聖剣伝説はここで一先ずの完成を経たと言っていいレベルの作品に仕上がっている。各主人公のプロローグ後にMeridian Childが流れるOPはここから始まる物語に心躍らせる演出となっているし、その後に進んでいく黄金の街道の冒険をしている感はシナリオ構成とBGMのマッチングが最高である。いや、俺がこの2曲が好きなだけというのもあるが。
また、完成度という点においては完全では無いものの前作と比してプログラム周りの安定度も増しており、致命的なバグはそこまで多くない。いやまぁ、まだちょこちょこ残ってはいるのだが、流石にボス戦後に進行不能が頻発するレベルでは無くなったんだから安定していると言えると思う。Meと比較した際のXPぐらいには安定していると思う。
ただ、登場キャラクターやメインシナリオが固定だった前作と比して三つの勢力の暗躍を中盤まで並行させ、終盤で選択キャラクターによって分岐させるシナリオ構成をとっている関係上、どうしても一本のシナリオとしてはボリュームや個々の描写が弱くなってしまっているところは否めないと思う。当時はそこまで気にならなかった(ものの、シナリオそのものは2の方が好きではあった)が、年を経てリメイクされて改めて遊んだ際にはその部分が目についてしまった。勿論、単独の作品としては及第点を十分に超えていることが前提ではあるのだが、それでも多少の文句が出る程度にはシナリオそのものは薄めの印象ではある。
いずれにしても、上記で触れたようにSQUARE黄金期を語る上で必ず名前が出る作品の一つであり、SFCにおける傑作を挙げろと言われればTOP20には食い込むだろう作品である。冒頭に貼り付けたようにリマスター版でお手軽に遊べるようになっているので、未だに触れたことがない諸兄におかれては是非一度遊んでいただきたいところであろうか。
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