今日のおすすめ『Nitro+「鬼哭街 The Cyber Slayer」』

鬼哭街 The Cyber Slayer

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 Nitro+の第三作目、元々虚淵玄の同人用として企画された本作だがいつの間にか商業用として発売していた。しかも、事前に次回作として発表された『"hello, world"』よりも早く。何故だ、論理的な回答を望む。全裸で。
 さて、この作品だが特徴的なシステムとなっている。選択肢の無いノベルゲーム、つまり音と絵が付いた小説である。これは、虚淵玄曰く『(前略)選択肢を無くす事によって主人公のキャラクター設定を固められる点が強み』だそうだ、その言葉に違わず本作の主人公は際立った特徴と魅力を備えている。内容はというとジョイまっくす曰く『変身しない宇宙刑事北斗の拳的な要素付き』或いは『仮面ライダー?』だそうだ。サイバーパンク武侠片という効きなれないジャンルだが、上記の端的な説明に心響かされたのなら是非買うべき。値段分の価値は保障する。