思い出の作品達 第二十二回 「フリートコマンダー」

フリートコマンダー

　俺に負けず劣らず地雷踏み職人だった親父が買ってきた海戦シミュレーションゲーム。
　……寧ろ半分ボードゲームだった様な気もする。でかい箱の大半を占めていた艦船のミニチュアとかフィールドマップとか、「覇邪の封印」っぽいけどあっちの方が数倍面白かったなぁ。
　と言うか、ウチの親父はほったらかしていたら「バンゲリングベイ」とか「スーパースコープ6」とか「魔天の創滅」とか衝動的に引き当てる無自覚クソゲーハンターだからなぁ。尤も、「ランドストーカー 皇帝の財産」とか「新創世記ラグナセンティ」とか「フェーダ〜EMBLEM OF JUSTICE〜」とか、当たりも結構掴んだりするけど……まぁ、当たりといっても(「フェーダ 〜EMBLEM OF JUSTICE〜」以外は)『ACT要素がある→苦手なので楽しめない』と本人的に外れだった様だが……その割には「DRAG ON DRAGOON」を数十時間やり込んだりもしていたりする……我が親父ながら基準がよく判らねぇ。