今日のゲーム 「月光のカルネヴァーレ」

月光のカルネヴァーレ

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 漸くピウスがラスボスに……結局、まともに黒幕らしく戦ったの殆ど無いな。ましてや、ラスボスとして君臨したのはレベッカルートの片方のみ。他では『余裕かましていたらまさかの不意打ちで隙を見せてあっさり死ぬ』『積年の野望が瓦解してあっさり死ぬ』『余裕かましていたら不意打ちの聖鐘で弱らされてあっさり死ぬ』といい所無し……作品スレで『口だけテリオン』呼ばわりされていたのも仕方の無いヘタレっ振り。まぁ、その分レベッカルートではキチガイ度数全開ではっちゃけていたから、ある意味バランスは取れているかもしれん。
 
 と言う事で、レベッカルート読了。
 えっと感想は……『唯一ピウスが大活躍するルート』『唯一ペルラが脱ぐルート』『唯一成長後のノエルが拝めるルート』……って、レベッカ関係無ぇ!!ヴェネツィアでの戦闘やラ・スペコラへの救援など、魅せ場は結構あるとは思うんだが、他の三人に比べて己のルートの割には目立って無いような気がする。まぁその分物語的には大盛り上がりなシナリオだったりするんだが。口だけテリオンは面目躍如だし、シルヴィオは相変わらず死ぬし、カルメロは悪漢の美学を貫くし、頭領ロメオは渋いし。というか、全ルートを通して一番ロメオが活躍してるような気がする。(まぁ、ラスボスへの決めはアンナに持っていかれた訳だが。)
 
 さて、以上を以って「月光のカルネヴァーレ」コンプリート完了。
 いやはや、久し振りにNitro+の全力を感じられる良い作品だった。熱く燃えて、篤く萌える。笑いを取りつつも締めるところはきっちり締める。丁度、「Phantom of Inferno」と「斬魔大聖デモンベイン」の中間に位置する作品と表現すれば打倒かな。脚本・演出・画像・音楽の全てが高次元で融合した『これぞ伝奇活劇ADVだ』と言わんばかりの作品。ぶっちゃけ、5万本(≒デモベ並み)ぐらい売れてもいいんじゃねぇか?