明日は誕生日

今更思い出したが、明日は私の誕生日。
まぁ、昔と違って今となっては大した意味もない。また一つ、外見年齢に実年齢が近づいただけの事、自分で言ってて虚しいが客観的に見てそれが真実なのだろう。


時に、最近再び小説を書きたい欲が沸々と湧き出てくる。浮き出てくる物語の千切れたパーツはあるのだが、相変わらず場面と情景は描けても裏付けする設定が浮き出て来ない、と言うよりそこまで考えてない。よって、その場面は広がりを見せず単なる妄想の一つとしてまた私の内面に沈んでゆく。
しかし、また浮き出てくる場面は大抵共通したテーマを含んでいる。『有限の生と無限の生』『人と機械や人外の化生との境界・葛藤』。前者は高校時代から私が抱えているテーマであるだろうし、後者はNitro+なり士郎正宗なりに影響を受けた結果(+現状としてゼミ発表のテーマである)からだろう。
双方共に使い古されたテーマではあるが未だ形を変えて語られ続けている。『人の生は有限であるが故に輝くのか』とか『人と全く同じ機能を有した機械は果たしてそれはロボットなのか』とかそんな感じで。
こんな事を考えていると、法学部なんぞより文学部や神学部にでも進学した方が個人的な資質を活かせたかも知れない。まぁ、確実に将来食い詰める可能性が今より高くなっただろうが。