三国志孔明伝についてあれこれ

はてなカウンターの検索語をチェックしていたらいつ見ても「三国志」「孔明伝」「英傑伝」の三つの単語か、その組み合わせが不思議な事に最上位に来る。
精々チートコードをちょっと載せているだけで後は下らない懐古厨の戯言に過ぎないと思うのだが存外この作品に興味がある人が多いのだろうか?ファンとしては少し嬉しいと思ったり。


まぁ、先日リメイクされたGBA版だが「三国志孔明伝」は何とか王道ルート(関羽・ホウトウ生存)のクリアは何とか達成出来たのである程度語る事は出来る。以前も文句を言った点については既に諦観しているので悪しからず。
Win95版ユーザーとして大きく変化があったと思う点はフリーモードの追加だろうか。これにより、弱小武将が強制出陣を強いられてもフリーモードで鍛え上げて力技で抜けることも可能になった。ライトユーザー救済処置なのかもしれないが、孔明の生命力がどうやら累計ターンと反比例して減少するようなので調子に乗ってフリーモード出陣を重ね続けると五丈原で強制終了してしまうので注意が必要らしい。オリジナルや以前のリメイクでは総退却の回数がその基準だったのだが。因みに、リメイク以後は「経験の実」が無くなってしまったようである。オリジナルでは終章で大量購入して主力の強化に欠かせないアイテムだったのだが……
次にアイテムの次週持ち越しが可能な点について。この作品では選択肢によって様々にステージマップが変化するのだが、その中には非売品のアイテムが手に入るマップが多数存在し、多くの場合はどちらか一方を入手できるマップに進んだ場合はもう片方を入手する機会が失われてしまう。その為に以前の版ではアイテム性能や入手難易度によって綿密に計算しなければならず、非常に面倒臭かった。だが、今作では一週目に手に入らなかったアイテムも二週目以降で入手すればいいのでアイテムコレクターにとっては気が楽であり、やり込み要素も高い。また、相変わらずバッドエンド直行な孔明皇帝エンドもこれにより意味を持ってくるし、若干ながら難易度も下がる。


とりあえずはこんなところだろうか。攻略についても幾つか考えたのだが『作中のヒントを読んで行動する』『何はともあれ孔明趙雲鍛えろ』『軍師と軍楽士最強』ぐらいを抑えておけばどうとでもなるので、今更ここで述べなくても大丈夫だろう。大して難易度の高い作品でもないし。