ミストウォーカーについて

今朝、新聞の一面を見たら見覚えのある名前が載っていた。坂口博信、通称ヒゲ。SQUAREを業界最大手の一社にまでのし上げた功労者でもあり、映画版FinalFantasyをこけさせて多大な赤字を作った最大戦犯でもある。
彼がSQUAREを去って新しく会社を立ち上げたのは以前雑誌で読んだことがあったので知っていたが、こうして新聞の一面に取り上げられるとは随分と大きな扱いである。会社傾かせた駄目人間なのだが、過去の功績が大きいとそこら辺は無視されるらしい。正直な話、相殺出来ないぐらいに大きな傷を残したと思っているのだが。


それで、彼が新しい会社で作成したソフトの供給先として挙げたのが……X-Box2とのこと。えっと、沈みかけた船に乗るのはお勧めしないわけだが。Level5のトゥルーファンタジーオンラインも開発中止したわけだし。既に子供向け〜万民向け=NGC/NDS/GBA vs 万民向け〜ヲタク向け=PS2/PSPの二大構造が完成してしまっていると思うし。


大体『国内のゲーム市場に出てくるソフトは「続編」ばかり。じっくり遊んで心に残るような、次世代ならではの楽しみを提供したい』とか何とか言ってるが、続編モノ以外で受けるソフトを作れなかったアンタがそれを言うのかと、声を大にして言いたい。大体、DQ以上に続編である必要が無い作品を大量に作り続けて最後には映画でこけさせた癖に。


何というか、飯野賢治的な臭いがする。