今年記憶に残った作品達

 どこもかしこも『10大ニュース』だとか『Best10』だとか、そんな感じの更新が目立ったので、流れに乗り遅れないために俺も挑戦。因みに思い出しながら書いているので発表順は特に意味無し。ついでに言えば、発表数も特に決めてなかったり。
 
 一般ゲーム
 ・Fire Emblem 蒼炎の軌跡
 →S・RPGの金字塔の一つとして安定した面白さに溢れる作品だと思う。少々難易度設定が微妙だと思わなくも無いが、丁寧な造りは相変わらず。後、狙ったのか狙ってないのかは判らないがレテとか萌え。
 ・おいでよ どうぶつの森
 →任天堂の携帯用ゲーム並びにゲームソフトは化け物か!?何か、気が付いたら周りの人間の殆どが所持していたりする大ヒット作品になってやがる。
 ・マリオカートDS
 →Wi-Fiにて家に居ながら世界中の人々と対戦を出来るようにしたのは最高の機能だと思う。正直な話、今年の年末〜年度末は熱い作品が揃い過ぎ。
 ・Final Fantasy 4 Advance
 →とりあえず、エンカウント率が高過ぎる所為でレベルが上がりまくるので、難易度が結果的に下がっている様な気がする。後、ベタ移植度が高過ぎる。それでも楽しめるのは90年代前半のスクウェアが如何に神懸っていたかを逆説的に証明しているのだろうか。
 18禁ゲーム
 ・Fate/hollow ataraxia
 →前評判通りの内容で安心して楽しめた作品。『決戦』だとか『アトゴウラ』だとか『ブロードブリッジ』だとか楽しめる少年漫画的王道演出に目を惹かれがちだが、俺としては『ランサーズ・ヘブン』が最高だったっぽい。青赤金の三人は本当に馬鹿(褒め言葉)だよな。
 ・塵骸魔京
 →良い意味でも悪い意味でも印象に残った作品。正直、もう少し(延期してでも)作り込んでくれていれば……ファンタスティカとかファンタスティカとかファンタスティカとか。元々Nitro+作品は伝統的に後半急展開な作品が多いものの、この作品の場合は伏線が無かったり伏線を消化しきってなかったりと不満な部分を抱えての急展開なだけに、少々頭を傾げるシーンが多い。「"hello, world"」以上に完全版を出してもらいたい作品。
 ・刃鳴散らす
 →戒厳ネタは全部サバト鍋用に置いておいて、本編を充実させてくれれば……過去ネタとか分岐個別ルートとか、膨らませる余地は随分と残っていたのになぁ……悪い意味で『鬼哭街』に拘り過ぎた部分が感じられる、世界観や文体が好きなだけに惜しまれる作品。まぁ、救国剣鬼ハナチラスは笑ったけどな。(しかし、出来ることならスタッフロールのみではなく、ヴェドゴニアOPムービー風のアニメを流してくれれば満点だったのだが)
 ・天使の二挺拳銃
 →何というか『名作では決して無いが、駄作とは言い切れず。中途半端という言葉が似合う作品。』なんだよな。設定や世界観はともかくシナリオに無理が……
 ・咎狗の血
 →氷河流緑川光とか山崎たくみProf.紫龍とか、好きだから!!冗談はさておき、18禁BLゲームだという点にさえ目を瞑れば十分楽しめた作品。尤も、その点が致命的だったりするのが難点だが。
 ・あやかしびと+あやかしばん
 →何というか、サイコーな作品。各登場人物それぞれの見せ場が非常に燃える描写だったり、前半の日常風景で世界観や各人物を上手く表現していたり、俺のツボは刺激されっぱなしだった作品。後、OPテーマ曲が格好良いのは高評価。
 ・群青の空を越えて
 →まぁ、軍事風青春群像劇としては成功例なのではないだろうか。ただ、グランドルートのラストシーンは卑怯な演出(褒め言葉)だと思いはするが。後、「幻想の河を越えて」を筆頭に各章冒頭に表示される引用文が上手いなぁと思ってみたり。
 ・つよきす
 →アレだ、ツンデレゲーというよりもネタゲーの印象が強すぎる。一番似ている作品を挙げろと言われれば『Kanoso』になるぐらいに。とりあえず、ラインハルト=ベジータ=横島忠夫な人は名演技だったと思うのだが、どうだろうか。(でも、何で覚醒したら間柴になったんだろう……スーパーサイヤ人にすりゃ良かったのに)
 漫画
 ・絶対可憐チルドレン
 →何というか、アニメ化希望してもよかですか?冗談(でも無いが)はさておき、椎名高志の漫画家としての資質の高さを証明するような作品。燃えと萌えが程好く擽られる、一言で説明するなら非常に上手い漫画。とりあえず、前作の不名誉な記録(全三巻打ち切り)は抜いてくれそうなので一安心。この調子で長期連載してくれれば、俺としても水曜日の楽しみとして長らく愛せそうな作品。
 ・Black Ragoon
 →アニメ化も決定して、長かった日本編も完結して、脂がのってきた感のある作品。アレだ、気が強くてケツが色っぽい姐御を描かせたら最高だよなこの人は。これからも、是非サンデーGXを代表する作品として頑張ってもらいたい。
 ・さよなら絶望先生
 →今夏までよく頑張れた、絶望した!!段々いつもの久米田節が戻ってきているような気がする。どうでもいいが、方向性こそ違えど作品の作り方は宿敵の某先生とよく似ているような気がする。長期になれば成る程に味が良くなる点とか。だから、是非ともそれこそ絶望的に無理っぽいけど念願のアニメ化を目指して頑張って貰いたいなぁ。
 ・怨霊侍
 →とりあえず、名前だけ変えた続編っぽいのを他の雑誌で連載してくれると言う事で一安心。面白くなってきたところでの打ち切りだけに残念だった分、再開後の飛躍に期待。
 アニメ
 ・闘牌伝説アカギ〜闇に舞い降りた天才〜
 →アレだ、この調子で「天〜天和通りの快男児〜」もアニメ化してくれると嬉しい。
 ・冒険王ビィト
 →微妙に演技が下手だったり、作画に疑問を感じたりするのだが。後、これをオリジナルストーリーを作ってまで長期アニメ化するぐらいなら、ダイの大冒険のアニメをリメイクして原作網羅して欲しかったり。