「終末少女幻想アリスマチック」

終末少女幻想アリスマチック 初回版

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 白黒ルートに突入。今回はどんな展開が待っているのか楽しみだったり。
 ……ただ、信綱(にゃる様)・小夜音(+歪みし者&クトゥグア?)とラスボスになりそうな辺りは前の二つのルートで出尽くしている様な気がするんだが……どんなネタで勝負してくるのか、楽しみではある。観影か、伊織か、それとも大穴で六花というのもいいかも。
 まぁ、有りそうなところでは、白衣なり黒衣なりのどちらか一方が旧支配者側へ寝返るといったところか。古来より、双子の片割れはもう一方に対して敵対するものっぽいし。サガとカノンみたく……いやまぁ、双子座のアレを例に出すなら『両方とも悪に魅入られ(本作の場合は旧支配者側)るものの、女神の聖闘士(本作でいうなら……世界の守護者?)としての本文に目覚めて、世界を救うために再び共闘。』という超展開も予想しておかんと。いやまぁ、丸っきりそのままだと幾らなんでも車田過ぎるとは思うけどさ。
 
 一先ず、ルート分岐点を越えてみた。
 ここまでの共通ルートでは(直前の選択肢による分岐以外は)小夜音ルートと六花ルートの混合といった感じ。
 大して新しい変化は無かったかな。精々残滓初遭遇戦が学園敷地内で発生した&戦後の会話ぐらいか。
 とりあえず、現時点での感触としては『ラスボス、白衣か?』といった感じ。
 力を求めていて、変な責任感背負ってる辺りに変貌の片鱗が伺える。(初遭遇戦後の夜の会話より)
 
 やはり、概ね小夜音ルートと六花ルートの混合+αといった按配になってるみたいだな。
 というか、日常パートは結構行動が重なり合っているから、差分以外は使いまわしているっぽい。
 尤も、使い回しというよりは同じ場所・同じ主目的のイベントにおいて、効率良く各ルートの差異を描く技術と言うべきか。
 ――――まぁ、5ルートもあるとそうやって共有部分を持たせてシナリオに一貫性を持たせないと書く方も大変だ。
 (というか、全ルートで完全に別のシナリオにしてしまうとコストが掛かりすぎるだろうしな。)
 
 セッション二回目。白黒は小夜音と、蔵人は信綱と対峙。
 結果は、蔵人善戦・白黒惜敗といったところ……どうでもいいが、セッションにおける戦闘描写のあっさり感が何だか増しているような気がする。
 アレか、前回・前々回では殆ど無視されていた『三戦目』が微妙に描写されている所為で、主たる白黒・蔵人の戦いの比重が減った所為か?
 まぁ多分、伊織ルート辺りで使いまわされるが故に、三戦平行描写になっているんだろうか。
 ……一しかし、応伝奇活劇なんだろうから、この辺りの描写法はやはり何とかならなかったのだろうか。
 この辺の不完全燃焼っ振りについては、つくづくもったいないオバケが出そうな作品である。もったいねぇ。
 
 ――――もっとも、尻切れトンボとはならずに伏線の回収や要所での締めは上手いので、一定以上の満足はあるんだけどな。
 ……何処ぞのお姫様だらけの聖杯戦争モドキに比べれば。アレは酷かった、本当に酷かった。個別ルートがほぼ無いに等しいってのはなぁ。
 (あっちは、前半戦で小気味良く十二分に燃え上がったにも関わらず、後半がやっつけ仕事だったからこその問題なんだろうけれども。)