「終末少女幻想アリスマチック」

終末少女幻想アリスマチック 初回版

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  魂が囁くぐらいって事は、何だかんだでウィザード級のオペレータなのかね。
 いやはや、本当に仕込んだネタの範囲広いなぁ。全部回収出来る奴いるのか?
 
 という事で最終楽章、まぁこの後第二伊織ルートあるんだけどさ。
 ところで、此処に至るまで散々にゃる様として活躍していた信綱が、いきなりケルト神話のへジョブチェンジした件について。
 ……と思ったが、よくよく考えればヌァザ≒ノーデンスと解釈可能なので、クトゥルー変化形と捉えるべきか?
 となると、信綱と光璃の立ち位置はどの辺りになるんだろうか。多分、クラウ・ソラス持ち出している以上はある程度ケルト神話よりに考える必要があるんだろうが……ケルト神話、詳しくねぇんだよな。精々青タイツ周辺ぐらいしか知らねぇし。
 ――――つか、ヌァザ≒ノーデンスに気付けなかったら、ここら辺の流れが全く説明つかねぇよなぁ。カオスにも程ってものがあるだろうに。
 
 その後、お決まりの夜を過ごした直後に急転直下、いきなり最終決戦へ突入。
 ……段々、『寝た』後から最終決戦に至るまでの描写が荒くなっているような気がする。気のせいだとは思うが。
 つか、前世で兄妹か。さっきの話に戻るがケルト神話においてヌァザと関係がある有名な兄妹といえば……居たっけか?
 かといって、クトゥルー神話である訳が無いし…(にゃる様に妹が居たとか言う設定の作品、有ったら笑うけどさ。)
 ――――しかし、殆ど前振り無しに『勝てば世界が救われる』ってのも説得力に欠けるよなぁ。一応『クラウ・ソラス』って伏線が有るにしろ。
 
 最終決戦開始、今回は随分と開戦の合図で頭数が減ったなぁ。よもや今まで(敵にせよ味方にせよ)主戦力だった小夜音が外れるとは思わなんだ。
 その減った頭数の代わりが前回予告編でちらっと流れた『二刀流』伊織って訳か。(小夜音の三池典太と黒衣の虎徹)
 戦友の武器を託されて最後の戦いへ望むってシチュエーションは確かに今まで本作では使われていなかった王道パターンでは有るな。
 ……しかし、観影ってば今回も敵に回るのかよ。
 
 ふむ、二天一流(というか二刀流)の極意は確かに『片手の刀それぞれが両手持ちした際と同様の動きが出来る』場合にのみ真価を発揮するとはいうな。
 それが出来れば、単純に戦力二倍になったといっても過言ではない訳で……そして、それは尋常ならざる膂力と技の修練の上にこそ確立する訳で。
 ……今まで出てきた連中を輪にかけて有り得んよなぁ。幾ら片方が小太刀っつっても、もう一方は一般的な拵えの打刀な訳だし。
 
 御影対伊織、まるまる巌流島の決闘だよな。これ。
 ただ、御影が示現流ってのは少々いただけない。ビジュアル的に『一撃必殺を交わして後の先をとる』になると思ったんだが違ったし。
 というか、そもそもこのシーンを用意するのならば、御影の流派を鐘捲流か一刀流のいずれかの流派にした方がより因縁めいてみえると思うんだが。
 示現流はタイ捨流+天真正自顕流からの派生だから、少々縁薄いのでは。(上記の流派は佐々木小次郎が学んだとされる流派。)
 それに、一刀流系にしておけば若干陰流の派生が多い本作においてバランスが取れるような気もするし。
 ――――そう言えば、本作において出てきた古武術の流派って、
 愛洲陰流(信綱)・新陰流(小夜音)・タイ捨流(蔵人)・中条流(白衣・黒衣)・二天一流(伊織)・宝蔵院流(六花)
 示現流(御影)・北辰一刀流(軍人残滓)・馬庭念流(軍人残滓)……これぐらいだっけか?
 ……やっぱ、陰流派生比率高いなぁ。(尤も、示現流は陰流派生というよりは新当流の系譜だが。)
 
 さて、最終決戦もクライマックス。今回は分散並行型ではなく全員まとまっての吶喊。
 結構絶望感漂わせる戦いは、まさに『決戦』と呼ぶに相応しい。
 傷付きながらも、対抗すべき手段が失われつつあっても、目的を果たす/己の愛するものを守る為に手を伸ばす。
 『未来への咆哮』辺りをバックに流したくなる展開、最後には『赤く燃えて見事に散って星になった』事だしな。
 ……まぁ、だからといってSad Endだけで終わっては少々後味が悪い。尻切れトンボな終わり方でもあるし。
 という訳で、とっとと第二オープニングから残りのルート回収へと向かうとするか。