ドラゴンスレイヤー英雄伝説 「王道のキワミ」
ドラゴンスレイヤー英雄伝説 【PCエンジン】 | |
 | ハドソン 1994-09-30 売り上げランキング : 11103 おすすめ平均  作りこみがたらないAmazonで詳しく見る by G-Tools |
・第一章『王子の旅立ち』
スタート地点は息子と同じく(というか、息子がセリオスと同じだけだが)スライムばかりがうろつく平和な島にあるエルアスタの町。
戴冠式を目前に控え、ライアス爺より勉学に励む様に言い聞かされながらも、当の本人は「何処を吹く風」とばかりにスライムいじめに精を出す。
いやまぁ、ゲーム的な事を言えば、ここでレベルの一つや二つを上げておくと、後に若干楽になったりもするんだが。
因みに根気さえ続くならばシナリオを無視して岬の洞窟を抜けて、戴冠式を前にルディアに辿り着く事も可能。可能なだけだが。
……まぁ、ここでのレベル上げは余程の暇人でも無ければ大した意味を持たないので、程々にして切り上げてシナリオ進行へ戻る事にする。
スライムいじめに飽きて、当然の如く待っているライアス爺の小言を聞き流し、就寝したその晩。悪夢が訪れる。
突如として現れたモンスターの軍勢を前に、必死の抵抗を見せようとする僅かな手勢。
されど、勝敗は歴然たるものである、僅かな希望を託しされて一人逃されるセリオス。凶悪な装備付きで。
（攻撃力＋４００、防御力＋１４０＋１２０といった感じ。）
いやまぁ、命辛々余裕ぶっこいて王都メディアに駆け込んだら、取り上げられた上で牢屋にぶち込まれる訳だが。
貴種流離譚の王道展開である『悪い大臣に命を狙われる』の次に待っているのは『悪政を敷く現政権を妥当する抵抗勢力との接触』な訳で。
その後、レジスタンスのアジトへと案内され、世話役だったライアス爺の兄であるアロンと接触する。
何でも、ベルガの鉱山に男手をかなり取られているので、そこの連中を解放して戦力にすれば、王都奪還が望めるから頑張ってくれ、との事。
次いで、親切な事に『敵司令官を相手にするにはレベル８ぐらい無いと駄目なので、ちょっとお前らその辺で修行してこい』だとか。
本当にレベル８の状態で再び話しかける事がイベントフラグになっているので、仕方無く修行開始。もう少し言葉を選べよとか、思わなくも無い。
修行の途中、村に徘徊している遊び人のローを仲間に加える。（レベル６〜７の状態で話し掛けると仲間に加わってくれる。）
後、レベル上げの前に適当に溜まっている資金で装備を整えておくといいかもしれない。
レジスタンスのアジトでのイベント後ならメディアの武器屋で小型のつるぎや冒険者の服、革のヨロイや革の盾が購入可能だ。
……気付かずに苦戦を重ねていた俺が居る事は秘密である。
さてさて、倒したり倒されたりを繰り返しているとレベル８になり、アロンから『フラグktkr』(意訳)と言われ、鉱山への立ち入りが可能になった。
尤も、ググる神のお告げに『ボスが結構強いので、先に西の方にある港町ネリアで武具を買い揃えておくといいよ〜』とあったので、
早速、鉱山をスルーして港町へと向かう。道中、一気に敵が強くなって驚かされたが、ローの覚えている魔法を駆使して何とか港町まで到着。
一気に攻撃力・防御力ともに倍増する青銅装備を購入する。三人分、〆て4200Gold。
若干足りなかったが、付近で軽く稼ぎを行って全員分の装備を揃える。これで、何とかネリア付近でもまともに戦闘が行える体裁が整った。
『さぁ、鉱山へ突っ込もう』と思ったその時、港町北端にて不振な人物を発見。
話し掛けてみると、『闇の商人』で色々と現時点では買えなそうなレアで高価なアイテムを取り扱っている。
その中に3000Goldで攻撃力＋１４０の幅広のつるぎと手頃で一気に強化が図れそうなブツが目に付いた。
三人分揃えても9000Gold、一回の戦闘で50Goldぐらい見込めるので180回程戦えば全員分揃えられる計算になる。
『ベルガの鉱山にいる敵司令官はレベル11』という情報もあった事だし、折角なので、レベル上げを兼ねて付近での稼ぎを続行してみた。
……結果は、まぁ、どうやっても買えない訳だが。(『闇の商人』はこちらの持ち金に合わせて『買えない価格』の商品を提示する。)
――――だが、そこで俺の脳裏に閃くものがあった。
『攻略サイトや『闇の商人』での実売価格を鑑みるに、本作における武具の販売価格は、最大400000Goldが推定される。
……つまり、8000回強戦闘すれば、何か買えるんじゃなかろうか。無理っぽいけど。』
いや、十中八九無理なんだろうけど、でも閃いたものは仕方が無い。折角なので、試してみる事にしてしまった。
現在、11325Gold。まだまだ、先は長い……
