ふと思ったこと

 何と言うか、スピンオフ作品で名作って生まれにくいのかもしれないと思う今日この頃。
 FF10-2といい、TOD2といい、システム面では見るべき点が散見されるにも拘らず、如何せんシナリオに問題が山積し過ぎている。後付だから仕方が無いと言えなくも無いが、後付に後付を重ねながらも大団円に纏め上げたMGSという例がある訳だし。やはり、スピンオフという形式で世界観を流用しながらも好き勝手に俺シナリオ/俺主人公を出張らせるが故に、前作ファンから叩かれまくるのだろう。シレン3にも言える事だが、出来栄えが同人作品のそれと対して変わらん。というか、素直にドラマCD版の設定でロイド主人公の続編を作るという選択肢もあったんじゃなかろうか。この際、ロデオ・ライド・ツアーの焼き直しでゼロス主人公ってのも有りだろうに。
 まぁ、作品の冒頭と世間の風評だけ見て全てを決めて掛かるのも、それはそれで問題があるだろうから、何だかんだで楽しみつつプレイする訳だけどな。