STEINS;GATE
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今更ながら、本当に今更ながらシュタインズ・ゲートをプレイした今日この頃。
人間、三十路を越えると何かを行うのに気力を振り絞る必要があるから困る。
……まぁ、これのPC版が発売した時はまだ20代だった訳だがな。
そしてPC版をプレイしたのすらアニメ終了後だったという体たらく。
という事で、言うまでも無い名作ADVである本作。
筆者はPC版発売当時に『カオヘが何か性に合わなかったから、今回はスルーで』とピンポイントに回避していて、アニメが始まるまで本作の面白さを未体験だったという至極残念な子だったりする。己はNitro+儲としての誇りは無いのかと当時の自分を問い詰めたいところだが、よくよく考えたら別に虚淵や鋼屋に奈良原、下倉といったメインライター陣の作品はともかく、それ以外は結構スルー気味だった事を思い出す。天二挺も結構積んでた期間長かったし。
さて、当方が見事にスルーしてしまった空想科学シリーズ最大のヒットである本作。
具体的に言えば製作者が述べているように『ギャルゲー版「バタフライ・エフェクト」』といったところだろうか。現象としての名前じゃなくて、小説や映画の方の。
中二病患者な主人公が、ふとした事で手に入れた時間跳躍するメール。死んだ筈の少女と死ぬしかない少女。書き換わる因果と収束する結果。一人を助けるにはもう一人の犠牲が必須となる二律背反。存在しない『機関』と実在する危険。激動と波乱の三週間の果てに彼が目にし、手にするものは……
……とまぁ、30秒CMっぽくまとめてみたが、下手に書くとネタバレするからなぁ。出来れば初回プレイは何とかネタバレ回避してプレイして欲しい。『俺には出来なかった』がな!
時間を題材にしたSFが好きで且つ程々のレベルまでならヲタネタを許容出来るのならば、十二分に楽しむことが出来るだろう。
因みに個人的にはアニメ版23話後半の演出を楽しむ為だけにでも、プレイして欲しい。アレは本当に神懸っていたと思う。