ゲームセンターCX 有野の挑戦状2 「テトリスというかコラムスだよね」

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 日本におけるPZLゲームの歴史は実は古い。我が国のゲーム業界創成期においても「倉庫番」等、名作と呼ばれる作品が既に登場している。また、パックマンに代表されるドットイートゲームも一種のACTゲームながらもPZL要素の強い作品と捉える事も可能だろう。これは、PZLというジャンル自体が『単純な計算を膨大に行ったり複雑な処理を必要とする』のではなく『単純な枠組みの組み合わせによって複雑性を導き出す』といった方向性を持っていた為、初期の性能が低いPCやアーケード筐体でも根幹プログラムやゲームシステムのアイデア次第で魅力的な作品を世に送り出す事が可能だったという部分に依存すると考察する事が可能だろう。何せ、ROM容量がK Byte単位でメモリに居たっては数百Byteという時代である。文字や画像といったデータを必要としないプログラム一発勝負の作品でないとそもそもゲームが成立しなかったとも言える。
 しかし、その後コンピュータ関連の技術は急速な発展を遂げていき、それに伴い行える処理も次第に膨大化・複雑化の一途を辿っていく。それに伴い、表現出来る/出来た様々な要素が新たなジャンルの作品として乱立・発展していき、思考力を問う純粋なPZLゲームのシェアは相対的に小さくなっていく事になる。代わってPZLゲームとして広く認知されていったのがACT・PZLと呼ばれるジャンルの作品である。冒頭の創成期においても「クイックス」等、臨機応変な操作が必要なPZLゲームは存在していたのだが、技術発展によるコンピュータの高性能化は従来のPZLゲームでは成し得なかった様々な要素をここに組み込む事に成功している。例えば『プログラムを組んでプレイヤーの対抗相手として操作させるCPU対戦機能』であったり『ADVゲーム的な物語を組み込む』事による作品として付加価値の付ける様なアイデア、そして先に挙げた『ACTゲームの様な、臨機応変なリアルタイム操作を必要とする作品』の登場等がある。殊にコンピュータゲームが存在する以前の非電源ゲーム時代には存在しなかった『ACT要素のあるPZL』というものは一種のパラダイム・シフトをPZLゲームに引き起こし、様々に新たなPZLが世に送り出されていくこととなった。その風潮の中でも最も顕著とされていり『コンピュータゲームならではのPZLゲーム』こそが『落ちモノパズル』と呼ばれているジャンルであり、その発端こそが旧ソビエト連邦の科学者アレクセイ・パジトノフらが開発した化け物ソフト、「TETRIS」である。
 
 閑話休題、特に落ちも無いがとりあえず今回の紹介へ有野O〜N!
 
 ・トリオトス
  作中において「ハグルマン」シリーズを手掛けている会社『GEARS』が
  チェコの数学者ヨーゼフ・クラノスが生み出した作品を携帯ゲーム向けとしてリリースしたもの、とされている。
  逸話的にモデルは「TETRIS」なのだが、ゲームの仕様は「コラムス」のそれだったりするのはご愛嬌。10
  因みに、実際の「コラムス」はSEGAが1990年に世に送り出している。
 
  ルールとしては多少毛色の違うコラムス
  横5×縦10のフィールドに上から落ちてくる棒状orL状に組み合わさったブロックを組み上げていき、
  縦か横かに同じ種類のブロックを3つ揃えて消していく事になる。
  ブロックの配置や消す順番を工夫して、同時に多くのブロックを消したり連鎖で消したりする事で高得点ボーナスが得られる。
  また同時消しで6個以上消した際には3種類のブロック全てに対応するマルチマークブロックが出現する。
  更に、横5個を同じ色のブロックで揃えて消す事によって起こせるラインスパークにより起こしたそれと同じ色を一挙に消すことが出来る。
  これらのテクニックを使いこなす事によってスコアを稼いだりCPU対戦相手を倒していくのがゲームの目的となる。
 
  トリオトスでの挑戦内容は以下の4つ、
  #21 同じマークのブロックを並べて消せ!
      →基本中の基本、普通にプレイせよ。
  #22 マルチマークブロックを配置せよ!
      →同時に6個以上のブロックを消す。
       具体的な例としては以下の様な感じだろうか。
       まぁ、この手の落ちモノパズルをプレイした経験があれば、何となく出来ると思う。
 

○○           □
△     ○□     □
      ○      □
△○             △
△○  ○○ ○○  □□ □○

 
  #23 ラインスパークを発生させろ!
      →上図中央を参照。
  #24 VS.RIVALでLEVEL03をクリアせよ!
      →上図の様な複数まとめ消しで相手を攻撃出来るので、
       自フィールドの状況を気にしつつ、狙ってブロックを組んでいこう。