機神咆吼デモンベイン 第04話 「THE INVADERS」

 前回よりはマシだった……カット毎のクオリティ変動はデフォルトっぽいので諦めたけどな!
 さて、今回は前半最大の見せ場『覇道邸襲撃』を取り扱った話。九郎達と瑠璃の和解をテーマに『ウィンフィールド vs ティトゥス』『九郎 vs ティベリウス』が並行して描かれつつ覇道家の過去についてもちょいちょい描かれる結構重要な話に当たる。ウィンフィールドの活躍とか九郎の熱血っぷりを見せ付けられるとか、色々と熱い要素も満載なのだが……意外に上手く描いてる?(最後ぶっちぎってるけど……クトゥグアどうするんだ?)
 独自表現(九郎達とウィンフィールドの会話を応接間ではなく地下鉄で行ってタイムロスを演出する/瑠璃の際どい表現を避けて対ティベリウスを逃走劇として描く)が結構魅せる感じだったのでどうしてもダイジェスト風味に成りがちな台詞回しも活きていたし、ここぞと言う部分(の半分ぐらい)は作画もしっかりしていたので、前回や前々回に比べれば納得のいく感じだった。最後の対ベルゼビュートをばっさり切ったのも流れとしては不自然ではなかったしな。(照夫の帰還命令が不自然ではあったが、アレは原作からして不自然だった訳で。)
 
 さて、次回は「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」……前半コメディで後半シリアスは予想出来るが……今度こそ尺が厳しくねぇか?
 西博士が「WHITE NIGHT」を演奏してくれれば全てを許すつもりではあるけどさ。或いは女装九郎をしっかり描くとか。(両方とも削られる要素の筆頭だ、阿呆。)