アフリカに独自文明圏を作る 適当にまとめ その1

暗黒大陸に未知の巨大帝国とか燃えるよな

1 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 03:59:19 0
 エジプト文明圏や地中海に広がった欧州世界、アラブ世界などに深く関連した文明圏ではなく、
 黒人の黒人による黒人の文明圏を作りたい。もとから存在する歴史を作りたい。
 
 今は貧困に喘ぎ、戦乱吹き荒れるアフリカですが、高貴なる黒い人々が住まう世界の成立は可能だったのか?
 欧州、アジア、オリエントなどに負けない地域は存在できるか?
 独立した文明圏の確立を考えてみたい。
 アメリカ独自文明スレやオーストラリア独自文明スレのような素晴らしいスレになったらいいな。
 
 シミュレーション板にいけというのは無しの方向で。
 あっちで立てても、ここの方々のような知識を持って進められるとは思えないので。
 
 架空の歴史でもいい。高貴なるアフリカ、聖なる黒の文明を見せてほしい。
 

 Civilizationシリーズであったり、Paradox Entertainmentシリーズを使えば数字上は可能っぽいこういった試み。
 しかしながら、現実の歴史に即したゲームであるが故に、どうしても発展=近代西欧化になってしまうんだよな。
 この辺り、4Gamer.netのプレイレポートでも触れられてたっけか。
 ……あぁ、ゲーム性だけを考えればCivだとトンデモ国家の方に進むけどさ。某スパイ経済とか。

 
2 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/07/25(水) 04:14:13 0
 ブラックアフリカだって、西暦以前にナイジェリアの
 ノク文化のような鉄器文化まであった。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%AF%E6%96%87%E5%8C%96
 
 3 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 04:15:36 0
  >>2
  ありがとう。でも、文化圏でなく、文明圏の歴史を見たいんだ。
  そのノク文化がそのまま他の文明圏に匹敵するような文明圏に発展する過程にwktkしたい。
 
  4 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 04:56:27 0
   どう考えても、政治板の知識が必要だろ
 
 5 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 09:25:59 0
  既成の歴史改変ものでアフリカに大国があるのは・・・
  ガープスのサプリにあった"Ezcalli"ってシナリオではカルタゴ人が新大陸に到達し、
  その影響(新作物の移入など)によってネロー死後ローマが分裂。
  ヨーロッパは蛮族の割拠する未開の土地になり ローマ帝国は北アフリカでかろうじて存続。
  そしてその1500年後にはトンブクトゥを中心とした黒人帝国として
  中南米のテノチカに次ぐ世界の大国になっている・・・というのがあるけど、>>1の条件には合わないね・・・
  失礼しました。
 
  6 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/07/25(水) 10:20:18 0
   なかなか難しい設定だけど、アジア、ヨーロッパの影響が限りなく少ない設定ってことか。
   >>5 さんのは、それはそれで面白い設定だよね。読んでみたい。
 
  7 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/26(木) 01:56:33 0
   >カルタゴ人が新大陸に到達し、その影響(新作物の移入など)によってネロー死後ローマが分裂。
   何でそうなるのかよく分からん
 
8 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/07/28(土) 10:39:26 0
 アフリカに文明が出来ていたら、ヨーロッパってどうなったのかな。
 
 9 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/07/28(土) 18:07:58 0
  アフリカは歴史学/考古学の研究がほとんどされてないから
  南北アメリカ文明みたいに、新しい文明が見つかる可能性はある
  日本に独自文明がないんは明白だがwww中華の属国www
 
  10 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/28(土) 20:49:28 0
   >アフリカは歴史学/考古学の研究がほとんどされてないから
   んな一括りにして断言されても
 
11 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2007/07/29(日) 11:01:23 0
 オレンジ河とミシシッピ河とラプラタ河周辺は世界三大残念地域
 文明が起こるには十分すぎる土地だったのに・・・
 
 12 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2007/07/29(日) 11:45:11 0
  オレンジ河ってどこ?
 
  14 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2007/07/29(日) 15:38:39 0
   >>12
   ↓これ。・・見てたら、行ってみたくなった。
   http://en.wikipedia.org/wiki/Orange_River
   http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Orange_watershed_topo.png
   http://af.wikipedia.org/wiki/Beeld:OrangeRiver_L7_11apr01.jpg
 
 16 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/29(日) 23:38:33 0
  >11
  ミシシッピには日本で言えば古墳時代に相当する文明が独自発生してたんだが、
  コロンブスが持ってきたヴィールスで破滅した。
  最近出た「1491」って本に詳しい模様。
 
 15 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2007/07/29(日) 17:21:18 0
  ニジェール川、ザンベジ川流域にはそれなりの文明があったと思うのだが
  この辺は中東の影響が強すぎるってことなのかな?>>1
 
19 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/07/30(月) 13:31:50 0
 よし!オレンジ河文明とコンゴ川文明を作ろう。
 双方が微妙に絡み合って発展。北の砂漠地帯で隔絶されて独自に文明を加速。
 充分に欧州、アラブ、インド、アメリカなどに対抗できるようなものとなる。
 
 この設定で誰かまず出だし作ってくれくれ。
 
 20 名前:ドン・ベムーゴ ◆eaYqa3SeLE 投稿日:2007/07/30(月) 13:35:14 0
  家畜をどうするかが一番の問題じゃない?
  幾ら旧大陸とはいえアフリカだと牛馬はハエかなんかの伝染病でしんじゃうんだろ?
  シマウマ家畜化は不可能らしいし、インド・タイからアフリカゾウを調教する達人でも呼び寄せる?
 
  30 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/31(火) 09:02:14 0
   >>20
   眠り病だな
   カネム・ボルヌなどの騎馬民族の拡大がそれでストップしたとか
 
21 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/07/30(月) 14:00:00 0
 入植した白人が全員ヨーロッパに引き上げて黒人奴隷だけが置き去りにされたら
 今日の摩天楼やシリコンバレーはあっただろうか
 
 22 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/30(月) 14:52:41 0
  >>21
  北米の話か?だったら答えは「無い」だな。
  白人の管理統率制御あってこそ成立できたUSAだ。
  結局クロンボは不毛の大地しか生み出さないだろう。
  まぁせいぜい、無意味な遺跡めいた土塁のようなものでも残して
  それを「俺らの先祖が築いたピラミッド」と称するくらいが関の山だろう。w
 
23 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/07/30(月) 16:56:27 0
 >>1
 (西洋的な視点においては)石造建築の都市と文字が無かったら、
 軽く見られて「文明」として扱われていないというだけのこと。
 
 45 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/02(木) 07:19:10 O
  >>23
  アフリカには昔大規模な木造建築物はあったがシロアリに全部喰われてしまったとか
 
24 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/07/31(火) 00:19:44 0
 オレンジ文明・・・。萌えるな。
 完全な孤立文明では発展が望めないから、アラブ、インド、ヨーロッパと適度な接触をしつつ、
 独自性を保って、ひとつの地域を形成する。
 そういう文明にするのが良いな。
 
25 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/07/31(火) 00:33:34 0
 結局、近代文明と民主主義を取り入れても、独占欲が制御出来ず俺が一番だあ!っていう独裁者が必ず出てきて、
 近代兵器でやりたい放題大虐殺しちゃうアフリカのクロンボの無能ぶりを見てると
 
 クロンボは案外共産主義思想を植えつけて、取り入れれば上手く機能するような気もする
 
 26 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/31(火) 01:29:32 0
  >>25
  レオン・トロツキーは案外
  そんな匂いをクロンボどもに嗅ぎ取ったのかもしれんな。
 
 27 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/31(火) 01:35:03 0
  ガーナ王国、ヌビアやグレート・ジンバブエは黒人独自の文明圏やろ。
 
  28 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/07/31(火) 01:39:32 0
   >>25
   いいね!2000年前から続く共産主義の浸透した文明圏。斬新だ。
 
   >>27
   継続性がないんだよね。現在にも続くような文明であり、地域であってほしいいじゃまいか。
   そして、他文明に匹敵するような影響力がほしいな。
 
   31 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/07/31(火) 09:04:30 0
    >>25
    アンゴラもモザンビークも内戦まみれだがな。
 
    >>28
    継続性があるのはエチオピアぐらいしかないんじゃないか。
    というか、8世紀前後にアラブ人が来ても、
    16世紀前後にヨーロッパ人が来ても19世紀末期に至るまで人の立ち入れなかった土地に
    どうやって文明を根付かせるの?
 
    32 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/01(水) 00:33:11 0
     >>31
     そこをなんとか。
 
     33 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/01(水) 01:46:06 0
      >>32
      じゃあ可能性があるとすれば南アフリカ周辺の地域ぐらいだね。
      眠り病を媒介するツェツェバエの分布域はこんなに広い。
      http://blog.ameba.jp/user_images/8d/32/10004612869.gif
      上の地図には含まれていないが、アンゴラ北部やザンビアでも被害は出ている。
 
      となると、サヘル以北でニジェール川流域とかナイル中流くらいしかないが、
      独自文明を発展させるにはイスラムに征服されやすく難がある。
      逆に南の地域なら隔絶されてて影響を受けにくいが、及ぼしづらいとも言える。
      東アフリカ沿岸の都市を通じてイスラム文化や牛馬・耕作可能な植物等を取り入れるしか。
 
      ヨーロッパ人が来れば新大陸原産の植物とも接触できるから良いかもね。
      マダガスカル辺りでもいけるかも知れない。
 
      海外小説の「The Domination」ではアメリカ独立戦争で負けた王党派が南アフリカに移住して
      国を作り大国に成長して最終的に世界征服を達成するが、あれは西洋文明だしね…。
 
      40 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/01(水) 21:38:30 0
       >33
       人間・食物・衣類が中間生産財で、工作機械と大砲が最終生産物の、絶対的に邪悪な経済か。
       翻訳出ないかねー。
 
      41 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/01(水) 22:44:31 0
       ん?オレンジ河のある南部地域ならツェツェバエはいないじゃまいか?
 
36 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/01(水) 13:41:45 0
 ここまでをまとめると、
 
 ・ツェツェバエが媒介する眠り病のせいで馬、牛が生息しにくい
 ・共産主義に適応しやすい
 ・海沿いにインド・アラブ文化圏の影響を受ける可能性大
 
 そんなところでしょうか。ツェツェバエを撲滅するなどして眠り病を無くせば、騎馬文化が育つのでしょうか。
 雰囲気から、サハラ以南の文明が萌えるようですよね。
 サハラ以北だと欧州とかの文明にかなり影響されていますし。
 
 中華だって、シルクロード、ステップロード、海の道など複数ルートで西洋と接触あったけど、東洋の独自文化を創りえた。
 中華にはイスラム教を信じる回教徒の地域もあるけど、中華風になっている。
 そういうことを踏まえると、隔絶したものでなく、地理的な遠さによる独自性が発展するなら、
 他地域の文化、文明が入り込んでも独自性は出せるのではないでしょうか。
 
 37 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/01(水) 15:08:28 O
  既存のアフリカンの文化をどう文明と言えるまで昇華させるかってことでしょ?
  やっぱり地政学的に見ても気候がネックだな
 
 38 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/01(水) 17:41:00 0
  宗教という問題も見過ごせないと思う。
  文明を育てるには
  狭い部族レベルの社会から、
  共通の価値や宗教、思想を備えたもう少し広義な社会へと発展させるには、
  アフリカ黒人発の世界宗教があってしかるべきかと・・。
 
  アフリカの場合完全には部族レベルの狭い集団の域を克服できていなかったように思うし。
 
  39 名前:アフリカン文明 投稿日:2007/08/01(水) 19:17:50 O
   気候と世界宗教。確かにそうですね。
   極力自然のIFをまぜこまずにいった方がリアルな感じですよね。
   病なら撲滅する可能性はあっても緯度的なものに起因する気候をいかに変えるか…。今は理由が思いつかない。
   少し考えてみます。
   世界宗教は何か史実に芽生えはないですか?
 
42 名前:とてた ◆0Ot7ihccMU [sage] 投稿日:2007/08/01(水) 22:57:51 0
 あら新しいIFスレが。
 アメリカやオーストラリアIFでの経験上、
 宗教にしろ文明にしろ「必要性」と「他文化との恒常的接触」がないと
 発展も存続もしないと思います。
 
 眠り病撲滅は未だにできていないのだから無理でしょうねえ…。
 ニジェール川沿いのイスラム帝国を強化や
 マダガスカルのメリナ朝の早期近代化あたりは有望かも。
 コンゴやアンゴラのポルトガル接触後に独自発展も困難だけど不可能ではないような。
 
 43 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/02(木) 03:10:42 0
  いっそのことさ、自転車を発明させてはどうだろう?
  古代アフリカで自転車の萌芽始まる。
  継続的に発展し、その後のアフリカ文明の機動力となる。とか。
 
44 名前:前八千年紀〜前三千年紀 投稿日:2007/08/02(木) 04:44:57 0
 前7000年頃、南アフリカのオレンジ川中流域に発生したプレオレンジ文化は、
 灰色無彩文土器と磨製石器、木製の簡素な竪穴式住居に特徴を持つ狩猟採集の文化であった。
 オレンジ川一帯に広がっていたオレンジ人は、人種的にはサンに似た低身長のネグロイドであり、
 使用言語も現在のサン諸語に近いものであったと考えられている。
 
 初期の定住的な農耕村落は、前五千年紀初頭のオレンジ川中流域に認められる。
 オレンジ河畔の肥沃な土壌を活用し、ソルガム、ヤムを中心に作物栽培を始めたオレンジ人は、
 定住農耕を主体とするグループAと遊牧生活を主体とするグループBとに分化し、
 グループAによるいくつかの定住拠点の周辺に半遊牧生活を送るグループBがゲルを用いて展開することで周縁性を拡大、
 異なる生活様式をとる2つのグループによる交換経済を基盤としたオレンジ文化圏を形成した。
 
 前3000年までにはゼブウシの家畜化と骨牙を用いた釣り針の開発に成功、
 ヤム栽培のほか畜産、漁労も中心的な生業となった。
 オレンジ河特有の急坂な高低差が生み出す滝は河川の航行を妨げ、
 下流域にまでオレンジ人の定住域が拡大することはみられなかったが、
 この時代の中心都市オレンゴロの遺構からは丸木舟が複数発見されている。
 食糧生産の発展と居住域の拡大に伴い、オレンジ社会には階層性が生まれ、
 特にグループAがグループBに対し優位性をもつようになった。
 遊牧生活を送るグループBは定住グループAの従属的集団と見做されることとなり、後には奴隷として動産化する。
 また、元来首長制を基本としていたオレンジ社会であったが、文化発展の過程で神権政治が台頭し、
 前2500年頃にはオレンゴロをはじめ各都市に神官王が置かれるようになった。
 
 以前からオレンジ社会の盟主的な立場にあった都市オレンゴロは、
 前2300年のオレサンドル王の時代に流域の鉱山開発で得た鉱物資源を利用することで
 隣接する都市ホッテンシャシュ、コイサコイサを圧迫、
 オレンゴロの王は各都市の王権を一手に握ることでオレンジ人の支配者として君臨することとなった。
 オレサンドル王によって開かれたオレンゴロ朝は以後300年にわたって栄え、
 南アフリカを席巻したオレンジ文明の祖として現在までその名を伝えられる。
 
 とりあえず導入
 後誰か頼むw
 
 46 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/02(木) 09:46:44 0
  >>44
  素晴らしい。まずは神聖政治からですね。
  そこからどこに現在まで根付く共産主義的な考えを根ざせるか。
  牛馬といった有益家畜を導入出来るか?
  それとも自転車の継続発展をさせるのか?
  もしくはまったく新しい牛馬に変わる家畜を作り上げるのか。
  その辺がキーですね。
 
  後、このオレンジ文明圏が北のコンゴ地域、後世のマリ、ソンガイ帝国のあたりの地域との接触はどういうものになるのか。
  エジプト文明圏、ヨーロッパ文明圏、オレンジ文明圏に挟まれているから、中国と東南アジアのようになるのか。
  また、オレンジ文明圏とオリエント文明圏、インド文明圏、遠くは中国文明圏との接触はどうなるか。
 
  キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教などの世界宗教との兼ね合いはどうなのか。
  新しいオレンジ文明圏もしくはコンゴ・マリ・ソンガイ文明圏で世界宗教は発展するのか。
 
  など、興味が尽きないですね。
 
  場合によっては、エジプト文明圏で超新星のように出て消えたイクナートンの一神教が
  オレンジ文明圏かコンゴ・マリ・ソンガイ文明圏で発展していくなんてのも面白いかもですねw
 
  47 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/02(木) 10:22:16 0
   あまり資料を見ずに書き込んでしまったので、ちらっと調べたら、
   コンゴ・マリ・ソンガイ文明圏というのは行き過ぎかもですね。
 
   実際は
    ニジェール川流域のマリ・ソンガイ。
    コンゴ川流域。
    オレンジ河流域。
   の3地域がサハラ以南での文明候補地ってところでしょうか。
 
   後は史実にもあったアラブ・イスラム文明の派生のダラエルサラームなどを有する
   東部アフリカ(大地溝帯周辺)も文明圏候補か?
 
   後はマダガスカルをどう使うか。
     エチオピア高原をどう使うか。
 
 一言にアフリカといっても意外に地域が多いですね。
 
  ・エジプト地域
  ・アトラス山脈周辺
  ・ニジェール川流域
  ・コンゴ川流域
  ・大地溝帯周辺及びマダガスカル島
  ・エチオピア高原
 
 といったあたりが候補ですね。
 まずはオレンジ川から始めて、周辺も固めていくのがいいかな。
 
48 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/02(木) 10:25:07 0
 コンゴの歴史
 http://www.tcat.ne.jp/~eden/Hst/dic/congo.html
 
49 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/02(木) 14:48:13 O
 ステータスを考えてみたw
 
 オレンジ文明(オレンゴロ朝)ステータス:前2300年頃
 
 ・都市形態    :オレンゴロを盟主とする緩やかな都市連合
           (オレンゴロ、ホッテンシャシュ、コイサコイサの3都市からなる)、
           および周辺に点在する遊牧民の移動住居
 
 ・人口      :全体で10000人程度。
           うち支配層(王族)は100人未満、農耕に携わる都市定住者が4000人、
           普段は遊牧生活を送りながら畜産に携わり、
           収穫期や戦時に労役義務を負う移動民が6000人。
 
 ・政治形態    :神官長であるオレンゴロ王を頂点とする王権社会。
           各都市には副王が存在。政治決定に一般構成員の意志は反映されない。
 
 ・技術レベル   :天然に露出する金や銅の鍛造加工が可能。
           鉄製錬の技術はまだない。現在のところ錫は産出せず、合金化もみていない。
           土器は竈を用いて焼成するため、製錬炉に発展する可能性あり。
 
 ・主産業     :ヤムイモ栽培、オレンジ河での漁労、ゼブウシの放牧、
           オレンジ上流部に点在する露鉱での貴金属採集
 
 ・周辺文化との交流:現在のところなし。
 
 52 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/03(金) 22:01:54 0
  少し先だけど、ヘロドトスの書いてるネコ王のアフリカ周航命令が紀元前7世紀ごろか。
 
  それまでに海に出れて金の精錬ができてればフェニキア人が食いついて
  交易都市をサルダナ湾かケープタウンの辺りに建設して色々とやらかしたりもってきてくれそう。
  つながりが切れなければ1世紀ごろにはインド洋の遠洋航海が本格化するから待望の象使いwもやってくるかも
 
  それかハンノの航海記のハンノが政治的に失脚して一族挙げて
  シエラレオネ辺りまで追放されるか逃げるかして本腰入れて都市建設、
  そして幾世代か流れ第二次ポエニ戦争敗北の時点で賠償金を踏み倒して
  北アフリカ沿岸を放棄しハンニバルを中心にしたカルタゴ人がハンノの都市をめざしエクソダス、
  結果的にキンタンポ文化圏を吸収する形でアフリカ西岸の広範囲にわたる新国家カルタゴ・ノヴァ・ノヴァを建設、
  これに刺激を受けたノク文化圏はイグボ人を中心に部族連合を形成、
  1世紀後、西アフリカの覇権をかけたベゴーの戦いが・・・なんという厨展開w
 
 51 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/03(金) 16:38:41 0
  >>49
  遊牧っていうけど、何を遊牧?
  紀元前2300年頃ってどういう家畜がいたのかな。
 
 53 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/04(土) 01:20:53 0
  >>49案のコブウシはボルネオ、ジャワ、せめてインドと交易ができるまで使えないかも。
  もう少し北まで進出すればダチョウは使えるかも。
  サン人みたいな小柄な奴が品種改良して大型化、従順化したダチョウに乗って
  投槍でヒットアンドアウェーのチョコボラッシュ・・・
 
  54 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/04(土) 01:26:29 0
   騎馬民族ならぬ、騎駝鳥民族・・・。
   リアルチョコボにちょっと萌えw
 
   そうだ。オレンジ河周辺の黒人たちは、小人という仮定はどうだ。
   家も小さめ、宮殿も小さめ。
   ちょっと楽しいぞ。
 
  55 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/04(土) 01:42:26 0
   >>53
   サハラの岩壁画年代区分「牛の時代」(前4000〜2000年)
   http://www.eurasia.co.jp/search/feature/argerie/index.html
 
   コブウシタイプでなさそうな牛が放牧されているようだが、別種が先行して飼われていたのでしょうか。
   二輪戦車は前400年頃から壁画に登場しますが、南限はニジェール川中流域まで。
   やはりウマ生息の限界でもあるのでしょうな。
 
   残る希望の綱は東アフリカ原産のソマリアロバですかね。
  
   57 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/04(土) 01:49:40 0
    >>55
    前4500年以前に北アフリカ(リビア)で家畜化された原生種が人の移動とともに拡散、
    黄金海岸の辺りまで広まっていたみたい
    コブウシは中近東からの輸入品で後発だそうだ
 
  56 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/04(土) 01:44:49 0
   >>53
   後期石器時代には既に北東アフリカから西アフリカで牛の飼育が認められ
   前1000年頃には東アフリカを中心に南はヴィクトリア湖までコブウシ、サンガの飼育範囲は広まってる
   これより南はツェツェバエの生息圏なため広まらなかったみたいだが
   何某かが南アまで持ってきてれば広まる可能性は十分にあったろうな
 
  60 名前:とてた ◆0Ot7ihccMU [sage] 投稿日:2007/08/04(土) 09:31:13 0
   文明化させるのが南アフリカなので絶滅種のクアッガを家畜化するのがよいのでは。
   人に慣れ易いようですし騎乗もできます。
 
   マレガでエミューを家畜化させた僕が言うのもなんですが、
   ダチョウの乗用家畜化はかなり無理があるかと(凶暴なので)。
 
   61 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/04(土) 16:46:21 0
    クアッガってなんだろう・・・。
 
   62 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/04(土) 17:00:41 0
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AC
    これか!これなのか!クアッガ。
 
   63 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/05(日) 01:37:00 0
    >>60
    クァッガにごく近いサバンナシマウマからの類推で考えると、
    警戒心が比較的薄いってだけで、慣れやすいとはとても思えない。
    この「警戒心が・・・」ってのも
    ボーア人からするとハンティングの対象としてはもの足りないってニュアンス込みでの発言だったわけだし。
 
    乗用はともかく、ダチョウの卵はほとんど産み捨て同然で孵化するから、
    物好きな奴が卵を拾ってきて食べないで取っておいたら・・・みたいなのはありうるし、
    飼育もそんなに難しくはないし、環境負荷面から見た飼育コストもむしろブタやウシより低い。
    ちょっと微妙なソースだけど
    http://www.dacho.co.jp/dacho/kachiku/main.htm
 
    64 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/05(日) 04:02:46 O
     別に騎乗や畜産にこだわる必要はないでしょ
     東洋じゃ遊牧民は文明的には明らかに従だったわけで
     南北米大陸には騎乗技術どころかまず馬がいない
     ていうか西洋でも狩猟民は大ローマやギリシアの従
 
     まずはどんな農耕が可能か話し合うほうがいいと思
 
     でも家畜化の話については結構なんとかなるんじゃない
     人間って時々考えられんことするしさ
     このスレでもなんか話が出てたけど
     ゾウ飼おうぜなんて俺らの歴史の後付け知識があるからネタで言えるけど
     そもそも飼えるものだなんて普通は思わないし
     思ったとしても実行には移さないでしょあんなバカでかい生き物
     牧畜畜産については家畜化は成功する前提でいいと思った
 
     65 名前:世界@名無史さん 投稿日:2007/08/05(日) 10:15:22 0
      >>64
      でもさ、その馬が居なかったアメリカ原文明は欧州にぼろ負けしたんだぜ?
 
      67 名前:世界@名無史さん
投稿日:2007/08/06(月) 10:59:17 0
       >>65
       あれは馬云々以前の要件多すぎるからなあ
 
      66 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/08/05(日) 22:05:49 0
       アメリカはバイオハザード喰らって基礎体力がガタガタだったから…この場合その問題はないでしょ。
 
     69 名前:とてた ◆0Ot7ihccMU [sage] 投稿日:2007/08/08(水) 00:52:37 0
      >>63
      「世界動物発見史」だったと思いますが、
      動物園以外にも一部の貴族がクアッガを数頭飼育していて、
      馬車を惹かせてハイドーパークに乗り付けていたとか。
 
      ダチョウの場合は食肉・皮革用に「しか」使えないのもデメリットです。
      ニワトリやシチメンチョウに比べると大きすぎるのも家畜化されなかった理由では。
 
      >>64
      農耕はゴンドワナランドなのでヤムイモ主体になるのでは。
      (スイカやヒョウタンも可能かと)
      フェニキア人がアフリカ周航の為にやってきた時にコムギ栽培技術は伝来しそうですが。
 
      あと、ゾウは飼育動物ではありますが「家畜」ではなかったり。