ふと思ったこと

 毎日新聞がまたやらかしていた訳だが。
 ・http://s02.megalodon.jp/2008-1119-0246-50/mainichi.jp/select/jiken/news/20081119k0000m040155000c.html
 アレだ、新聞社のニュースソースやメディアリテラシーは俺らと変わらんのだろうか。
 正直、『Wikiの記述発見』→『UTCJSTを勘違いして「殺人予告」と記者が勘違い』(→『捜査本部に確認』→『捜査本部が「まだ確認は取れていないが、慎重に捜査を行う」とか何とか回答』)→『毎日「これはすっぱ抜いた!」とホルホル』→『「ま た 毎 日 か w」』という事件の顛末が脳裏を掠めた訳だが……まさか、ここまで適当じゃないと信じたいが、現実に飛ばし記事が出た以上はこの程度の展開なんだろうなぁ。
 まぁ、あってはならない事であっても失敗は起きる時には起きる以上、起きた時の対応が迅速且つ適切であれば問題は沈静化しただろうに……
 ・おわび:「ネットに犯行示唆?」の記事について
 > おわび:「ネットに犯行示唆?」の記事について
 >  元厚生事務次官の吉原健二さんの妻靖子さんが宅配便を装った男に胸などを刺されて重傷を負った事件について19日未明、
 >  「ネットに犯行示唆?」などの見出しで、ネット版の百科事典「ウィキペディア」に犯行を予告するような書き込みがあったと報じましたが、
 >  書き込みの時刻は事件前ではなく、事件の報道後でした。おわびして訂正します。
 >
 >  毎日新聞 2008年11月19日 11時35分(最終更新 11月19日 11時36分)
 
 9時間後の謝罪文で、名誉毀損した当の本人への謝罪一切無しってのはなぁ……
 いやまぁ、報道機関である以上は読み手に対して謝罪するというのは間違っていないんだが、紙面や公共の電波でハンドルネームを晒されて犯罪者扱いをされ風評被害を受けた執筆者への謝罪も併記しておくぐらいの配慮は無かったものだろうか。普通に一文『読者や関係各位の皆様にご迷惑をお掛けいたした事』とか何とか、おわびして〜の前に付け加えるだけで印象がガラっと変わっただろうに。アレだ、謝罪するって意識が根底から欠けているのかねぇ。