三国志英傑伝・三国志孔明伝
先月末、koeiからGBAで「三国志英傑伝」と「三国志孔明伝」が発売された。これは古くはPC-9800版からSFC版やWin95版、PS版と何度かリメイクされてきた光栄リコエイションゲームの名作で、まぁ一般的にいうところのシミュレーションRPGである。例えるならばキャラクターが三国志の武将なファイアーエムブレムといった感じだろうか。
私は上で述べたように歴史が好きな性質なので、koeiのゲームには昔から親しんできており、中でもこの英傑伝シリーズはお気に入りである。個人的には今回リメイクされなかった「三国志曹操伝」が一番面白かったのだが、まぁこの二作もかなり好きなので無問題である。
それで、このニ作についてなのだが私は「三国志英傑伝」はSFC版、「三国志孔明伝」はWin95版をプレイした事があるのだが、その記憶と今回の作品を重ね合わせた評価はこうなる。
- シナリオ…まぁ基本的にPS版準拠なので少し差異がある(孔明伝でホウトウや関羽を生存させられる)が、変更点を知っていたから別段戸惑う事は無かった。ただ、孔明伝では孔明皇帝エンドでもう一つ分岐が欲しかったところだが。
- サウンド…GBAの音源なので、かなりしょぼいものの良く頑張っていると思う。
- システム…仕方ないのかもしれないが、思考ルーチン重すぎ。処理落ちしてるのかと思うぐらい進行が停止する事があるのは仕様とでも言うつもりか？
- グラフィック…えっと、原作からじゃなくて三国志戦記からグラフィック持ってくること決めた奴、一歩前に出て歯ァ食いしばれ。孔明伝は段々老けていく孔明が渋格好良かったのに、台無しではないか。と言うか、おかしな変更をするから孔明なんて顔グラとキャラアイコンが全然別物になっている。キャラアイコンに準拠したオリジナルの顔グラの復活を切に望むものである。
ところで、適当に2chのスレッドを巡回していたら面白い投稿を見つけた。何でも今回の二作には隠しコマンドが仕込んであって、それを入力すると始めからレベル50+αでスタートできるらしい。コマンドは以下の通りである。
……まぁ、後者はともかく前者は名高きコナミコマンドに見えるのは私が古い世代のゲーマーだからだろうか？
