今更ながら新世紀エヴァンゲリオン

前にも言った覚えがあるが、ブーム過ぎて数年後に見てちとはまってみたりしていた。とりあえずよく言われることだが、汎用人型決戦兵器→限定人型局地防衛兵器の間違いだと思う。動力の配給は有線or内部予備電池(通常活動5分/最大戦速1分)、攻撃は肉弾戦が最も有効、一体の維持費で小国が傾く、つか都市破壊しすぎ。
尤も『負けたら人類滅亡』なのだから多少の被害には目を瞑る必要は大いにあるとは思うし、使徒を倒すにはATフィールドを中和する必要がある→ATフィールドを中和するにはATフィールドを使う必要がある→ATフィールドを使うにはEVAを使う必要がある→EVAを使うには個々のEVAのコアに取り込まれた人物=E計画の重要人物2人と血縁関係にある(=魂の波長が近似している?)パイロットが必要、とか言う理論展開でシンジやアスカを用いるのも判らなくは無い(補完計画はさて置くが)。
だが……重要人物がほいほい生命の危険が少なからず存在する実験の被験者になる時点で何かが間違っているような気がする。成功率の問題かも知れんが、例えるなら『この作戦はあなたが行くのが一番成功率が高い!』と言ってテロリストからの人質奪還作戦に国家元首を派遣するぐらい間違っていると思う。誰かリスクマネージメントする奴いなかったのか、ゲヒルン。