思い出の作品達 第三十八回 「ドクターマリオ」

ドクターマリオ

ドクターマリオ




 落ちモノパズルゲーム。三色の黴菌とカプセルが織り成す、単純にして中毒性のあるゲーム性がプレイヤーを虜にする……その、何だ。俺も当時は猿の様にやり込んだものさ。
 ピコピコ耳に残るBGMと必要最低限に絞り込まれたパズルゲームとしての要素、奇妙ながら愛嬌のある黴菌に上から気軽にポイポイカプセルを投げるマリオ……まぁ、よくよく分析すればテトリスぷよぷよの相の子みたいな作品なのだが、ちゃんとそういった細部が作りこまれている辺りに好感が抱ける。
 
 簡単な操作で気軽に遊べるから初心者からでも安心で、やり込めばやり込むほどに味わいが深くなるスルメゲーとしての要素も備えている……こういった作品を作らせたら、安心出来るよなぁ任天堂