不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜 「二十四重の櫓」
不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~
ともあれ、いよいよホウライ国の奥地へと辿り着きつつあるシレン達の前に聳え立つのはからくり櫓。『櫓』という名前に相応しく、比較的狭い階層が延々と高層を為している。その為、全二十四階層とかなりの長丁場を予感させる深さ(というか高さ)ながらも踏破する広さ自体は然程大きくは無い。寧ろ、出現する敵の嫌らしさの方が目立つ。満を持して登場したシリーズ屈指の嫌われモノであるスーパーゲイズや微妙にHPが高くなった所為で暴発を招き易いライトボンボン、相変わらず武器の弾き飛ばしがやっかいなイアイにおにぎり化が厄介な握り妖怪親方等々、生半可なプレイヤースキルでは手間取る事この上無い連中が軒を連ねて襲い掛かってくる。というか、案の定ライトボンボンの所為で一回殺られたしな。
尤も、油断したり欲を出したりしなければ、比較的狭いダンジョンという特性のお陰でスイスイ先を急げるようになっているから、無駄に時間を潰さずにとっとと奥へ進んでいくのが正解かもしれない。何せ、上記の様な連中を相手にしていると僅かなミスから大惨事へと繋がる可能性が非常に高い故に。ただし、後半においてスチームロイドが出現するので、運良く後半に店が出現してくれれば泥棒が容易に行えたりもする。変化の杖を持っていればより簡単に事を運べるだろう。
さて、全二十四階層を突破した先で漸く十狼太達と再戦する事になる。相手は十狼太とひょっとこ団員四名。例によって雑魚四名は倒しても十狼太によって復活させられてしまうので、適度に数を減らしつつも主として狙うは十狼太としておくべきだろう。尤も、雑魚連中は状態変化攻撃を仕掛けてくるので少々煩わしいかもしれない。二手に分かれて片方が雑魚散らし/もう一方が十狼太狙いにしておけば被害を要らぬ抑えられるだろう。全員操作モードで挑むが吉。
戦闘前後で明かされた十狼太とからくり屋敷についての因縁や、またもや明かされた謎。少しずつ、パズルのピースが揃い嵌りつつある終盤戦。そろそろ先が見えてきたっぽいな………多分、このまま行くと本編は楽勝っぽいという事も。