剣客小説とか、書いてみたいなぁ
先日、Nitro+再インストール祭などを個人的にやらかしていて、ふと思いついて悶えていたりした。
具体的には「刃鳴散らす」と「戒厳聖都」を再プレイしていて俺の持病である『突発性小説執筆症候群』が勃発しただけだが。
一応思いついた案が幾つかあるが、作品として仕上げるにはまだまだ材料が足りな過ぎる。そこで、例によって設定だけ書き殴って晒してみようと思う。ネタが思いつかないから適当に駄文を並べているだけとか言うな、本人が一番自覚しているから許せ。
案 其の壱 一次創作ネタ「巌流」
名前から判るように佐々木小次郎(仮)を主人公に据えた作品の予定。
『燕返し』を以って一流の剣術家としての名声を持つ小次郎(イケメン)の下に、有象無象なむさくるしいのが寄って来て行殺されるお話。
途中経過は今ひとつ思い付かないのだが、一つネタとしては『同じく燕返しを使うとされる剣士と戦う』とか。
「雑魚が、疾く消えうせろ。貴様の様な輩に見切られるほど俺の剣は安くは無いわ。」
「雑魚……だと?」
今まで飄々とした表情を浮かべていた男の顔が醜く歪む。まるで其れは悪鬼羅刹の如く。
「今、何と言った……?」
「聞こえなかったのか雑魚?
あぁ何度でも言ってやろう雑魚、貴様の事を雑魚だと言ったのだ雑魚。
他人の技を弄ぶばかりで何一つ真に極められぬ雑魚、だと言ってやったのだ雑魚。」
(中略)
「俺の技を見切ったといったな、己には見切れぬ技も見て取れぬ技も無いと抜かしたな。
……では問おう、貴様には己にしか扱えぬ己のみに許された技が一つでもあるというのか?」
「己にしか扱えぬ?下らんなぁ、俺の力を持ってすれば如何なる技であろうとモノにして見せよう。
言わば世に在りし全ての技が俺の手の内同様ならば、一つの技に拘る必要など何処にある!」
「……やはり、貴様は雑魚に過ぎん。」
(中略)
「もはや聞く耳など持たないかも知れんが、敢えて我が剣の秘伝を教えてやろう。
踏み込みと脚捌き/腕の振りと手の内の返し/その他、体の運用/相手の一挙一足全てを見切る眼力……その全てを連動させる、
『全ての斬撃から連動して繰り出せる、一挙動における二撃二殺の達成』
『何時如何なる相手からも常に先手を取り、更に後の先に対しても先手を取り返す』
この二点にこそ、要が存在する。」
倒れ伏した愚者へ向かってか、それとも未だ見ぬ己の好敵手へ向かってか、語りかける。
「ただ他者の技の外面のみを真似続けた貴様如きに扱える技では無い、雑魚。
猿真似で体を動かすだけならば、それこそ猿にでも扱えるわ阿呆。」
……いやぁ、雑魚って便利な奴だよなぁ。まさに『ザ・噛ませ犬』だし。(例とは言えども、もう少しマシなネタ思いつけよ。)
案 其の弐 二次創作ネタ 「死霊魔都」
救国剣鬼ハナチラスEND+本編END→「戒厳聖都」なネタ。
『手には一刀、取り戻すべきモノも唯一つ』
『敵は今まで積み上げし屍山血河の糧、其の全て』
『立ち塞がりし女は、美貌と辣腕を振るいて頂点を目指し無為に倒れし道化。』
『立ち塞がりし老兵は、主君が流した血に狂いし古豪』
『立ち塞がりし男は……あ〜、雑魚だからどうでもいいや。』(酷っ!?)
『立ち塞がりし死霊は、己を追い詰めし元凶にして己を守り抜いた恩人』
『立ち塞がりし魔人は、己の半身/己の鏡像/己の伴侶』
『最後に待ち受けるは復仇に燃え尽き勝利の渇望を抱いた、鬼』
『ぶつかり合う、二振りの剣/二つの魔剣』
『幻の月光は天に輝くか、鋼の燕は天に駆け上るか』
……こんな感じ。